現役WEBライターの収入を公開!一般的な月収や年収より高い?
ご訪問頂きありがとうございます。『さて、今日はどこまで記事作成を進めようかな?』と思いながらいつもパソコンに向かっている泉貴幸(いずみ たかゆき)です。
サイトのページを文字で彩るWEBライター、近年は少しずつ人気の職業となり目指す人も増えてきました。
そして、気になる職業だからこそ以下のような疑問を持つ人も多いようです。
- 「WEBライターの収入で生計を立てられるの?収入はどれくらい?」
- 「WEBライターに興味あるけど・・・給料や収入が気になる」
- 「WEBライターで生活できる?最初は小遣い程度って言われているけど・・・」
あなたも同じようなことを考えていませんでしたか?そこで今回はWEBライターの収入について詳しくご説明していきたいと思います。 また、ネット上のQ&Aサイトには 、
- 「副業WEBライターは毎月収入を得ているのか?」
という質問もありました。この質問にも答えさせて頂きます。
『現役副業WEBライター』として活動している私の収入も公開しますので是非ご覧になってください。
WEBライターの収入はどれくらい?年収や月収の平均は?
WEBライターの給料は何となくベールに包まれている感じがしませんか?有名なWEBライターなら信じられないような高給を想像しますし、逆にダブルワークをしなくてはいけない程の年収や月収の低い人がいるというイメージを持つ人も多いと思います。
そもそもWEBライターの収入ってどうやってもらうの?
WEBライターには企業に属する専属ライターやフリーの専属ライター、そして専属先を持たないフリーライターといった様々な形態があります。
文章を作成することで給料(報酬)をもらうというのはどれも同じなのですが、WEBライターの種類によって給料をもらう仕組みは大きく異なります。
専属WEBライター
まずご紹介するのは企業に属している(直接雇用)の専属WEBライター、企業に属しているのであれば、ほとんどが固定給です。仕事内容は、
- 自社公式サイトのコンテンツ作成及び更新
- 広告文章のライティング
- 関連メディアの文章作成及び更新作業
が主な仕事で、他社のWEBメディア関連の仕事を請け負う会社であれば他社コンテンツ文章の作成や更新もあります。
仕事ですからある程度のノルマがあるとはいえ、〇〇株式会社WEB部門といった部署に所属していれば毎月決まった金額の給料をもらえることがほとんどです。
独立系の専属WEBライター
独立系のフリーランスです。企業に属していない個人事業主や主婦、学生などが業務委託契約などを結んでいます。
受注した仕事が対企業(直接取引)なら固定額や出来高制、クライドソーシングサービスであればプロジェクト型案件と呼ばれることが多く、前項の直接雇用の仕事内容に加え、
- ブログやコラム記事
- キュレーションサイト記事
- アフィリエイト記事
- ニュース記事
が主なライティング対象です。基本的には固定額ですが、記事のクオリティ、本数等が定められた基準を満たさないと報酬は発生しません。
例えば、クライアントから発注されるのは以下のような内容です。
■ 依頼内容 | 「WEBライターの年収」に関する執筆 |
■ 支払金額 | 5,000円(税抜)※1本あたり |
■ 納品本数 | 5本(納品本数については相談可) |
■ 文字数 | 5,000文字以上(1記事当たり) |
■ 納期 | 月末まで |
■キーワード等 | 詳細は別紙参照 |
こういった依頼詳細は契約する前に提示され、双方が合意すれば仕事をスタートさせるという流れになるのが一般的です。
また、ライティングの特性上、文字数と納品本数については比較的柔軟に対応してくれるケースも多く、「文字数が増えた時は追加で支払う」、「多く納品すればその分報酬を支払う」といった契約内容にしているクライアントもいます。
多少内容は異なりますが、ほとんどの専属WEBライターは上記のような方法だと思っていくだい。
基本的には「〇〇〇〇文字以上で〇〇〇〇円」、「1文字当たり〇円で〇〇〇〇文字以上」という依頼内容が一般的です。
どちらも、最低限の文字数を決めており、文字数を下回ることは原則許されません。
一方、文字数を上回った場合の対応は異なります。上限を超えたらその分支払うケースや超えても報酬額が変わらないケースなど様々です。
1本あたりの報酬額については『文字数』にてご説明した内容になりますが、週〇〇本、月〇〇本と納品数(最低本数)を決めていた場合、既定の本数、もしくは実際に納品した本数に応じた報酬額が月収になります。
大量に納品すれば報酬額は当然大きくなります。
しかし、クライアントの想定している本数を超えればストップがかかる可能性もあるので、何本でも納品できると考えない方が良いでしょう。
給料の支払いは銀行振込がほとんどで、半月単位、1ヵ月単位の納品本数で支払われるケースが多いと思います。
『締切が近づいてきた!』という状況になるとライター業に就いているんだなと実感しますよ。
話が反れてしまいましたが、企業に属するWEBライターとの大きな違いは、直接雇用されていないという点です。専属とはいえ、やはりフリーですから安定性は企業に属するWEBライターに比べると低くなってしまうでしょう。
だからといってフリーとしての強みがない訳ではありません。フリーだからこそ持っている様々な経験とスキルは価格交渉(報酬)の材料になります。
フリーのWEBライター
副業系のフリーランスです。主に本業を持ち尚且つWEBライターとして活動する人、主婦や学生がアルバイト感覚で行っているWEBライターを指しています。
当記事筆者の泉貴幸はフリーのWEBライターです
専属先を持たないフリーのWEBライターなので、納品した案件ごとに報酬が発生するタスク型案件や中長期に渡り仕事が続くプロジェクト型案件などが主な仕事です。
専属と違って自由に仕事を選べるのもフリーWEBライターの大きな特徴。複数のクライアントから同時に仕事を受けることも可能ですし、スキルや経験次第では長期案件を獲得するチャンスもあります。
収入の貰い方については、クライアントと直接取引しているのであればほとんどが銀行振込、クラウドソーシング(ランサーズなど)などを介して仕事を受注した時はクラウドソーシング会社を介した銀行振込です。
報酬までの決定方法(依頼内容)については『独立系のWEBライター』とほぼ同じだと思ってください。
クラウドソーシングの場合は、直接雇用ではない為報酬額からシステム利用料や手数料などが差し引かれてしまいます。もし、手数料などがライター負担ならクライアントと直接契約に比べると報酬額は低くなってしまうので注意してください。
WEBライターの収入は安い?一般的な月収や年収との比較!
ネット上で検索すると『WEBライターの年収は低い』といった書き込みもよく見受けられます。この言葉は嘘ですと言いたいところですが、あながち嘘でもありません。
一般的なWEBライターの年収は200~300万円くらい、100万円以下という人も珍しくはありません。
もし、100万円以下ならWEBライター1本で勝負するのはかなり困難だと思いますが、諦める前に次にご紹介する転職サイト『マイナビ転職』の公式サイト内にある職種別モデル年収ランキングを見てください。
WEBライターという名称ではなく『記者・ライター』なので参考程度になってしまいますが、ご覧の通り、平均年収は463万円!
全体の平均値は546万円なので、この平均値に比べれば安いかもしれませんがそんなに低い給料とは言えないと思います。
次に『全体値』と『記者・ライター』を月収にしてみたら、
平均値の種類 | 年収 | 月収 |
全体の平均値 | 546万円 | 45.5万円 |
読者・ライターの平均値 | 463万円 | 38.5万円 |
このようになりました。WEBライターを目指すあなたの生活水準や年齢にもよりますが、低い収入というほどではないと思います。
そもそも平均とは『この辺の人が多い』という中間値なので上回る人もいれば下回る人も当然ながら存在します。例えば有名なライターだと年収が1000万円を超えると言われています。
もちろん、そういった人はほんの一握りかもしれませんが、WEBライターだからといった全員が稼げないというのはちょっと違います。
WEBライター初心者や副業だと稼げない?専業WEBライターは?
100万円以下の人もいる・・と聞いて不安を感じてしまったかもしれませんね。ですが働き方次第では心の余裕と金銭的な余裕を持ちつつWEBライターを続けていくことが可能です。
WEBライター初心者は稼げない?
一般的な企業の場合、最初にもらう給料は初任給と言われ、この初任給をスタートにして勤続年数、スキル、役職等などを加味しながら少しずつ昇給していきます。
WEBライターも同じです。報酬の元となる字単価は0.2~3円くらい、実績のない初心者だと文字単価が0.2円も珍しいことではありません。
もし、0.2円スタートで月収20万円を目指すなら、なんと毎月100万文字の入力が必要!1ヵ月を30日で計算すると一日あたり約33,000文字の入力です。
これだけのライティング量になると作成するのも困難ですし、それだけの案件確保も難しいですから、低い単価の状態で初心者がいきなり稼ぐ事は非常に困難です。
ただ、実績を積み、以下のように単価が少しずつアップしていけば話は別です。最初は収入面で大変だと思いますが、単価が上がれば同じ文字数でも高い報酬を得ることが可能です。
1文字あたりの単価 | 1,000文字 | 2,000文字 |
0.2円 | 200円 | 400円 |
0.5円 | 500円 | 1,000円 |
1円 | 1,000円 | 2,000円 |
2円 | 2,000円 | 4,000円 |
3円 | 3,000円 | 6,000円 |
※単価は上記以外の金額もあります。
副業WEBライターは稼げないの?
副業と聞くと2~5万円くらいと考える人も多いのではないでしょうか?確かに副業WEBライター初心者なら毎月2万円も高いハードルになってくるので稼げないと思うのも無理はありません。
でも実際には、
副業Webライターでも10万円以上稼ぐ事ができます
例えば、前項の表を例にすると、1文字3円だと2000文字作成で一回6,000円の報酬です。もし10万円稼ぐのであれば1ヵ月に記事本数は16~17本、二日で2,000文字をちょっと超えるくらいのペースで可能です。
パソコン入力(キーボード)を得意としている人だと2000文字は数十分で完了するでしょう。
以下は日本情報処理協会の検定基準です。もし1級クラスの人な30分弱で作成可能ということになります。
2日間で30分弱なら本業の合間(帰宅後や休日)で作業することも全然無理ではありませんよね。
実際、私も副業WEBライターとして活動していますが、ライター収入は毎月10万円前後です。
ただし、副業WEBライターの場合、本業と副業の交通整理(双方支障が出ないように仕事をすること)には気を付けないといけません。
日本情報処理検定はテキストを見ながらのタイピングです。ライティングは調査しながらの作業になる為、日本情報処理検定の基準速度通りに作成できるとは限りません。
専属WEBライターなら絶対稼げる?
企業に雇われている専属ライターや独立系の専属ライターなら副業WEBライターより安定した収入を得ることが可能、なかには月収100万円以上という強者もいるほどです。
記事には高いクオリティを求められますが、安定性はWEBライターの中ではダントツと言えるでしょう。
ただし、独立系の専属WEBライターといっても直接雇用が成立している訳ではないので永久的に稼げるという保証はありません。
そもそも専属ライターは、求められているスキルを備えていないと難しい一面があります。そのスキルが備わっていないとなれば契約満了で打ち切りということも考えられます。
独立系専属ライターだったとしても努力は必要です
もちろん、WEBライター初心者や現在WEBライターとして活動している人も目指すところはココだと思います。
現役副業ライターの現在の収入は?
さて最後に現役副業WBライターとして活動している『泉貴幸の収入』を公開したいと思います。副業である以上、本業の方が収入は上です。
本業に時間を費やしすぎると副業が減る、副業に時間を費やしすぎると本業が疎かになるというジレンマに陥りやすい働き方ですが、双方のバランスを整えれば決して難しい働き方ではありません。
私が副業WEBライターになった理由!
副業WEBライターになったキッカケはパソコンとの出会いです。そもそも私は『パソコンは一生使うことがないだろう』と考えていたくらいパソコンに疎い人間でしたが、仕事上で扱うことになったことがキッカケで自分の世界が一気に広がりました。
その頃、ネット上ではブログなどが人気!もちろん私も当時、何の目的もなくブログを開始しました。そこで得たのは、
『文章を書く楽しみ』と『読んでもらえる嬉しさ』
です。この経験がWEBライターへの道を歩みだす転機になったことは間違いありません。
同じ時期、ネット上の文章は誰が書いているのか?が気になりだします。調べた結果、書いているのは『WEBライター』でした。
今や誰もが見ているネット、そんなネットの世界で、
- 私の文章が僅かでも役に立たないか?
- 文章を書くことで生計を立てることができないか?
と考えWEBライターを目指すことを決意したのです。今は副業WEBライターとして活動しています。しかし、最終的な目標は『WEBライターを本業にすること』です。
副業WEBライターのメリットは?
本業と副業の時間的バランスを取ることができれば、非常に効率よく稼ぐことができます。『空いた時間に好きな文章作り』は私にとって最大の魅力です。
また、
- 本業があるので最低限の収入は確保できている
- 本業の給料日以外に給料が入る
という大きなメリットもあります。収入を気にすることなくコツコツWEBライターのスキルを磨けるので『WEBライターになりたいけど収入面で不安がある』という人にはオススメの働き方だと思っています。
副業WEBライターが抱えているデメリットは?
最大のデメリットは本業の合間で作業するという点です。基本的には帰宅後の夜や土日祝、そして年3回の大型連休(年末年始、ゴールデンウイーク、お盆)が作業時間に当るのですが、その時間内には、
- 家族サービスの時間
- 睡眠時間
- 地域の行事など
も含まれてきます。つまり、本業も忙しくなり日常生活が忙しくなると副業に費やす時間が減ってくるのです。
本業がある以上、時間的な制限がライティング収入の上限を自然に作ってしまいます
また、本業時間内にクライアントに連絡できないといったデメリットもあります。対応のスピードを重点に置くクライアントも多いので、『昼の時間に連絡が取れない』というのは新しい案件を受注する上で大きなマイナス点になることも多いです。
副業前と副業後の収入の違い!現在の収入は?
副業前に比べると本業収入(年収)は100万円ほど下がってしまいました。しかし、本業の収入と副業収入を合わせる以下のように副業前収入を超えています。
ワークスタイル | 本業収入額 | 副業収入額 | 総収入額 |
本業のみ(副業開始前) | 450万円 | 0円 | 450万円 |
本業+副業 | 350万円 | 120万円 | 470万円 |
本業が減っているので「もったいない」と感じる人もいるでしょう。確かにその通りだと思いますが、副業WEBライターのウエイトを少しずつ増やしているので、本業収入は減っているものの総収入は以前より増えています。
ちなみに副業に費やしている時間は平日夜の2~3時間と土日祝の昼間(お休みしていることもあります)のみ、本業の拘束時間(休憩を含む9時間半)に比べたら非常に短時間です
今現在も、本業とWEBライター業の両方で収入は増加中です。
本業は固定給なので、定期昇給や新たな手当支給、ボーナスという機会でしか報酬アップを期待することができません。
しかし、WEBライターの場合、専属WEBライターじゃなくてもクラウドソーシングサービスなどを使えば容易に仕事を取りに行くことができます。やる気次第で収入を増やすことが可能です。
副業WEBライターから専業WEBライターになれる日はまだ先かもしれませんが、私自身もコツコツ実績を積み上げていきたいと思います。
今回は私自身の収入を公開させて頂きました。一言でWEBライターといっても様々な働き方や収入を得る方法があります。
私のように空いた時間をフル活用する副業WEBライターと呼ばれる人もいればガッツリ収入を得る専属WEBライターもいます。
最初はなかなか稼げないかもしれません!
しかし、スキルを磨きながら数多くの案件をクリアしていけば、そのことが実績にも繋がりますし実績が増えれば必然的に収入も増加していきます。
どの働き方を目指すのかはあなた次第ですが、長く続けられそうな働き方を選んでほしいと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました。
今や老若男女が見ているネットの世界!その世界の中で一緒にWEBライターとして働いてみませんか?
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