比較記事の書き方4つのコツとポイント!【※WEBライター必見】

【WEBライター必見】比較記事の書き方4つのコツとポイント!

副業WEBライターの泉貴幸です。

今回は、比較記事をテーマにまとめています。

比較記事作成は、WEBライターの腕の見せどころ!良い記事を書けば、コンスタントに仕事をもらえますし、ライティングできる範囲が広がってきます。

そんな比較記事ですが、次のような疑問や不安を抱えている人も少なくありません。

  • そもそも比較記事の目的は?読者は何を求めている?
  • 効果的な比較記事の書き方は?必要な情報はなに?
  • アフィリエイトで使う比較記事の書き方が分からない!

もしかすると、あなたも同じような疑問や不安を抱えていませんか?クラウドソーシングサイトに掲載されているWEBライティング案件を見ても、「比較系記事」はたくさん募集しています。

以前、私も募集案件を見て「何とかして書けないかな・・・」と悩んだことがあります。

当ページでは、そんな比較記事の書き方を詳しく説明しています。

書けるようになれば「書けるジャンル」が一つ増えるので将来的に有利です。

ぜひ最後までお読みいただき、比較記事が書けるWEBライターになってください。


比較記事とは?比較記事に求められるもの

さっそくですが、比較記事とは?という点からご説明していきます。比較記事を知り、求められるものを確認しておきましょう。

読者が比較記事に求めること

読者は何らかの目的を持ってサイトに訪れます。

たとえば、商品の購入を検討している人の場合は、どれがいいのか、お得なのはどれかと迷っているからこそ、答えを求めて比較記事を読むのです。

実際、自分の生活に当てはめてみると分かります。外出先のお店で服を買う時はどうしてますか?

  • デザイン
  • 大きさ
  • 価格
  • 素材

を見て、更に他の服も見ながら最終的に候補を絞っていくはずです。

同じようなことがインターネット上でも行われていると考えてください。

実際に、求めているものを見てみましょう。大きく分けると次の5つになります。

https://webwriter-training.com/wp-content/uploads/2020/07/how-to-write-a-comparative-article001.png
Aさん

商品(サービス)の購入を考えているんだけど・・・

Bさんが求めているもの

一番初期の段階です。購入を購入するかどうかという迷いが生じています。「よし、購入しよう!」と思うような情報を探しています。

https://webwriter-training.com/wp-content/uploads/2020/07/how-to-write-a-comparative-article002.png
Bさん

〇〇について詳しく知りたい!

Bさんが求めているもの

商品(サービス)の効果・特徴・価格などを知りたがっています。購入することはある程度決まっているのですが、どれが良いのかと迷っている状態です。

https://webwriter-training.com/wp-content/uploads/2020/07/how-to-write-a-comparative-article001.png

選び方のポイント、オススメを知りたい

Cさんが求めているもの

何を基準に選べば良いのかを知りたがっています。「買って失敗したくない」と思っている人に多い悩みです。

https://webwriter-training.com/wp-content/uploads/2020/07/how-to-write-a-comparative-article002.png
Dさん

手っ取り早く商品(サービス)の違いを知りたい

Dさんが求めているもの

探す手間や時間を省くことを第一に考えています。長い文章よりも、すぐ見て分かるような比較記事を好むと思います。
忙しい人や購入を急いでいる人に多い考え方です。

https://webwriter-training.com/wp-content/uploads/2020/07/how-to-write-a-comparative-article001.png
Eさん

より良い商品、自分に最も合う商品を選びたい

Dさんが求めているもの

他の商品とより優れているか、本当に自分に合っているかを知りたがっています。
訪れたサイトには、分かりやすい比較を求めていると思います。
何事もじっくりというタイプに多い悩みです。

いかがでしょうか?主に上記5つが比較記事を求める理由になっています。

したがって、WEBライターは、訪問者の求めている答えを的確にとらえた上で文章を作成しなければいけません。

何を求めてサイトに訪問したのか!ここがかなり重要になってきます。

比較記事に重要なリサーチ力

比較記事を作成する際に、重要なのは徹底的に調べるリサーチ力です。

なぜなら、訪問者は正確な答えを求めています。

もし、書き手がいい加減な情報を発信した場合、訪問者も間違った選択をするかもしれません。

比較記事を作成する時は、ただ情報を発信するのではなく、読者が求めている要点をしっかり把握し、正確な情報を記述するようにしましょう。

リサーチ時の注意事項

1つの情報だけで判断して記事にするのは危険です。
比較記事に情報を掲載する時は、しつこいくらい信憑性を確認してください。
情報を入手する際は、信頼できるサイト(公式サイトなど)を利用して、リンク貼付や出典先の明示もできる限り行いましょう。

信頼を得る比較記事の内容

信頼を得られる比較記事を書く為には、記事内に必要な情報を分かりやすく記述することが大切です。

「こちらの方が良いですよ」という言葉を何度使用しても、信頼を得られるとは限りませんし、逆に「こんなに押してくるのは怪しい」と思われてしまいます。

無理やりなアピールは逆効果です。

比較記事を作成する時は、次のような内容を含めた方がより効果的です。

比較するポイント、選び方

比較記事を作成する際は、ポイントと選び方がすぐ分かるような書き方をすると読者に対して親切な記事になります。

ポイントが分かりづらいと読者は迷ってしまいますし、最悪の場合、目的達成(購入や登録など)を諦めてしまうので要注意です。

ポイントや選び方を伝える時は、

比較ポイントと選び方の例文
  • 〇〇(商品名など)は、〇〇がポイントです。
  • 〇〇を比較すると性能が一目で分かります。
  • 〇〇を見ると自分に適した商品が分かります。

のように、客観的な書き方をします。

また、性能などの場合は、数値を使うとより具体的なポイントを示すことが可能です。

商品の詳細

各商品の詳細は、必ず掲載するようにしましょう。

そもそも詳細(情報)がなければ比較するどころか、購入をするかどうかすら決めることができません。

商品の詳細を書くときは、

  • 商品とサービスの核となる部分(基本スペックなど)
  • 一般的に気になりそうな部分(機能、企業情報)
  • オススメできるポイント

の3つを意識してください。

商品やサービスの説明、他の人も気になっている部分などを掲載すると読者も商品をイメージしやすくなります。

また、詳細には以下の項目を入れると効果的です。

メリットとデメリット

メリットばかりだと比較記事は成立しません。
何種類もの中から選ぶわけですから、メリットとデメリットの両方を書くことが大切です。
たとえば、「商品が小さい」がデメリットだとしても、出張などが多い人には「携帯に便利」というメリットに変わることもあります。
選ぶのは読者です。
読者が選びやすくなるような書き方を心がけましょう。

口コミ

口コミは、実際に商品購入やサービスを受けた人の生の声です。文章だけで説明するよりも信頼度が高くなります。
ネットのQ&Aサイト、口コミサイト、該当商品の公式サイトから口コミを入手することができます。

評判、体験談

口コミ同様に、貴重な声です。
良い評判ばかり掲載するサイトも見受けられますが、目的は「比較して選ぶこと」なので、包み隠さず両方の声を掲載しましょう。
良い意見と悪い意見を掲載すれば、訪問者は総合的に考えられるので最も適した選択ができるようにします。

分かりやすい比較表を作成する

分かりやすい、理解しやすい比較記事を作るなら比較表がオススメです。

たくさん説明したいことがあるからといって、全て文章では読みづらくなってしまいます。


読み疲れてサイトから離脱されないように比較表を作成しましょう。

商品の基本情報や数値であれば、文章より表の方が簡単に可視化できます。いくつかの情報を並べることによって比較しやすくなるのです。

例えば、下の表でサイズが大きくて価格的にお得なのはどれでしょうか?

商品名サイズ価格
〇〇〇100cm5,000円
△△△120cm5,000円
✕✕✕90cm3,000円

すぐ分かりますよね。比較表を使うと一目瞭然、選びやすくなります。もちろん、比較表には色々な形が存在します。

  • 掲載したい商品の情報量
  • 掲載する商品数

によって比較表の形を変えるようにしましょう。

文章を作成している時に「これは表の方が簡単に説明できるな」と感じた時は、比較表を活用してください

公式サイトへのリンク、アフィリエイトリンクを貼付

忘れてはならないのが、公式サイトへのリンクやアフィリエイトリンクの貼付です。

そもそも各リンクがないと、アフィリエイト自体が成立しません。

せっかくサイトに来てくれたわけですから、次の行動(購入や広告の閲覧)がすぐ取れるように各リンクを設置してください。

ただし、ページ内のどこでも良い訳ではありません。商品の説明後や比較後など最適と思われる場所に設置するようにしましょう。


アフィリエイト比較記事の基本的な書き方【テンプレート】

広告による商品購入や登録で成果報酬が発生するアフィリエイト。WEBライターの仕事では切っても切れない存在です。

そこで、アフィリエイト比較記事を書く上での重要なポイントと、テンプレートをご紹介していきたいと思います。

アフィリエイト比較記事の基本的な書き方

明確なルールは存在しないものの、アフィリエイト比較記事には基本形となる書き方が存在します。

いわゆる文章構成の型なので、覚えておいて損はありません。

比較記事の構成

ほとんどのアフィリエイト比較記事では、次のような文章構成で作成していきます。

タイトル 

導入文

本文

大見出し1 ※必要に応じて中見出し等を追加

大見出し2 ※必要に応じて中見出し等を追加

大見出し3 ※必要に応じて中見出し等を追加

大見出し4 ※必要に応じて中見出し等を追加

タイトルをはじめ、様々な要素によって構成されているのが分かると思います。

読者に対して、見やすく、そして分かりやすくする為に、それぞれ異なった役割を持っています。ちなみに当ページも同じ構造です。

次は、要素ごとの役割について解説していきます。

タイトル

訪問したページで何が書かれているのかが一目で分かる文章です。目安としては30文字以内、メインとなるキーワードを入れ、尚且つ30文字以内で作成します。

訪問者がはじめに見る部分ですから、インパクトがあって魅力を感じるタイトルが理想的です。

タイトル作成で迷った時は、一度メインキーワードで実際に検索して出てくる他のサイトのタイトルを見てください。

ヒントになる素敵なタイトルがたくさん表示されるはずです。

導入文

タイトルから本文に入るまでの文章です。

300文字程度の簡潔な文章に、あいさつ、問題提起、共感、キーワードなどを含め、何が書かれているのかを分かるようにしなければなりません。

なぜなら導入文は、本文への入り口にあたる大切な要素、本文を読んでくれるかどうかも導入文しだいだからです。

正直なところ、記事の中で一番頭を悩ます要素だと思います。

本文

導入文の後に位置する要素です。

一般的には3~4つくらいの大見出しで構成され、内容しだいでは中見出し、小見出しと小さな見出しを作って記事を構成します。

文章のボリュームが大きい、説明することが多数ある、という時は中小見出しを作成した方が視覚効果が上がり、読みやすくなります。

また、見出しは文章だけで構成するものではありません。必要に応じて画像や表、箇条書きなども含めます。

まとめ

一番最後に書く文章です。まとめ、総括といった位置づけになります。

WEBライターとしては、まとめということもあり、比較した結果をもとに個人的なオススメを最後に語りたくなります。

しかし、そこは我慢です。

オススメする際は、まず客観的に書くようにしましょう。

アフィリエイト比較記事である以上、最終的に決めるのは読者です。

アフィリエイト比較記事のテンプレート

前項の「信頼を得る比較記事意の内容」をベースにして、アフィリエイト比較記事のテンプレートを作ってみました。

今現在、何らかのテーマをお持ちでしたら、ぜひ当てはめてみてください。

タイトル
「~を徹底比較!」、「~のオススメランキング」、「人気の〇〇を徹底調査」といった魅力的なタイトルを設置します。

導入文 
あいさつ、悩みや疑問の列挙、ページの紹介をします。

本文

大見出し1
〇〇の比較のポイントと選び方について紹介していきます。
説明することが多い時は、以下のような中見出しを作成して見やすく工夫します。

中見出し1
比較のポイントについて説明します。箇条書きや表を使うと効果的です。

中見出し2
選び方やコツについて説明します。

大見出し2
商品紹介と評判について紹介します。公式サイトのリンクや画像を使うと説明しやすいので便利です。

中見出し1
会社の紹介や基本情報(サイズ、価格、効果等)を紹介します。
基本情報については表による説明がオススメです。

中見出し2
メリット・デメリットを挙げます。文章もしくは箇条書きでも問題ありません。
説明が短くなる時は表でもOKです。

中見出し3
口コミ、体験談、評判などを紹介します。
投稿の画像や投稿先のリンクを設置すると信憑性も高まります。

大見出し3
比較表などを使って各商品を比較します。
このページのメインといっても過言ではありません。
訪問者が実際に比較するので、比較表やランキングは必須級です。
必要に応じて中見出し等の追加、アフィリエイトリンク設置を検討するとよいでしょう。

大見出し4
ここまで紹介した内容から、どう選ぶべきか、何がオススメなのかを解説していきます。
以下のように訪問者や選び方のタイプ別に説明するとより親切な記事になります。

中見出し1
例 「価格重視の人は〇〇がおすすめ」

中見出し2
例 「充実した機能で選ぶなら〇〇がおすすめ」

必要に応じて中見出し等の追加、アフィリエイトリンク設置を検討するとよいでしょう。

まとめ
全体をまとめます。商品やサービスを選ぶのは訪問者だということを念頭において文章を作りましょう。

上記内容はほんの1例です。

訪問者の不安や疑問を1つずつ解決していき、最終的には自分に適した商品(サービス)を選べるといった構成になっています。

※商品やサービスの種類などによって、内容と記事構成は変わります。


比較記事を書く上で重要な4つのポイント!

アフィリエイト比較記事の基本的な書き方が分かれば、あとは内容を充実されるだけです。

読者が比較して次のステップ(購入やサービスへの登録など)に進んでもらう為には4つのポイントを意識しながら作成してください。

1.比較記事は表(テーブル)で分かりやすく

比較記事である以上、記事の適切な場所に表(テーブル)を設置しましょう。

下の画像は、トヨタ自動車のスペック比較表です。表の形は各社様々ですが、違う性能のものを表にすると、簡単に比較できます。

トヨタ自動車 アクア「スペック・装備比較」

また、視覚効果も上がるので「読者が比較しやすくなる」だけでなく、全体的なバランスも良くなります。

もし、文章ばかりの比較記事にしてしまうと、

  • 読み疲れる
  • 飽きてしまう

と感じ、他のサイトに移ってしまうかもしれません。自分が納得する記事ではなく、読者(訪問者)の立場になって作成するのがポイントです。

各ご家庭で1冊くらいは、何らかの取扱説明書があるはずです。

思い出してみてください。文章よりも数値や機能が記述している表ばかり見ていませんか?

比較する際も、表(テーブル)は、とても重要な役割を担っています。

2.違いを明確に伝える

比較を見てもらうだけでは説得力に欠けてしまいます。

比較をもとに何が違うのか、どちらのどこが秀でているのかも明確に伝えましょう。

もし、比較表を用いている時は、長い説明文は必要ありません。

読者は比較表を見て違いに気づいていると思うので、

  • 比較表をもとにした簡潔な説明
  • 比較の総括

といったイメージで、簡潔で分かりやすい書き方をしてください。

3.客観的に比較する

比較する時は、必ず客観的な比較を心掛けてください。

「私は〇〇がいいです」、「この数値はたぶんもっと良いはずです」といった主観的表現は必要ありません。

事実に基づいた客観的な比較の書き方が大切になってきます。

一番分かりやすいのは数値です。

数値は、私たちが勝手に変える事のできない正確な比較対象物、その結果をお伝えしていきましょう。

例えば、AとBという商品の数値を比較する際には次のように説明します。

AとBの〇〇の数値を比較した場合には、Aの商品の方がお得です。

ポイントは、自分の評価ではなく事実に基づいた客観的な評価、選ぶのは読者だということを忘れないようにしてください。

4.読者が選択しやすい内容に

正しい情報をもとに読者がベストな選択をすること」の後押しが記事作成者の役目です。

商品詳細を伝えるだけでなく、

  • 効果(メリット)
  • 利用方法
  • 選び方
  • デメリット

といった読者が知りたい情報を文章内に盛り込んでください

また、各商品をポイントごとにオススメするとより選びやすくなります。

  • 〇〇だったらこちらがオススメ
  • 〇〇を重視する方は〇〇がオススメ
  • 迷った時には〇〇の効果が高い〇〇がオススメ

このような書き方なら「私に合うのはどれかな?」という疑問に答えた形の文章に仕上がります。

効果や効能について

証明されていない効果や効能については、文章内で表現できません。

医療・美容・健康分野に入るアフィリエイト記事作成時には要注意です。使える表現方法が既に決まっているケースもあります。

作成する記事によっては、医療品医療機器等法(旧薬事法)を確認しておきましょう。


今回は、アフィリエイト比較記事の基本的な書き方と題して、詳しく説明してきましたが、いかがだったでしょうか?

読者のニーズと比較記事の基本的な型さえ覚えてしまえば、どんなアフィリエイトでも対応可能です。

「比較記事が書ける」、これだけでも仕事の幅は大きく広がってくるはずです。

まずは、ご紹介したテンプレートを使ってテスト的に比較記事作ってみてはいかがでしょうか?

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