日常の出来事やニュース、そしてコラム記事など幅広い範囲で活躍するライター!目の前にある文章を見て「私もライターになりたい!」と思っている人も多いのではないでしょうか?
最近は「WEBライター」なんて言葉もよく聞くようになりましたし、以下のように文章を作成する仕事に興味を持っている人も少なくありません。
- 「子育てしながら空いた時間で出来る仕事ってないかなあ・・・」
- 「WEBライターの仕事ってどんなことをするの?」
- 「WEBライターは未経験でもできる?」
私も以前は同じような疑問を持っていました。興味はあるものの、疑問や不安が大きくてなかなか一歩が踏み出せないという気持ちはよく分かります。
そこで今回は、現役WEBライターとして日々精進している当記事筆者がWEBライターの仕事内容などを詳しくお伝えしていきたいと思います。
是非最後までお読みいただき、WEBライターへの道を真剣に検討してみてください。
WEBライターってどんな仕事?誰でも出来る?
せっかくWEBライターに興味を持たれたのですから、まずはWEBライターとはどんな仕事なのか?についてご説明していきたいと思います。
今、お読みになっているこの文章もWEBライターが作成したのだという事を念頭に置くと理解しやすいかもしれませんね。
そもそもWEBライターとは?
WEBライターとは、皆さんが何気なく見ているインターネット内のWEBサイト上に表示される文章を書く人のことです。
冒頭でも申し上げましたが 、今あなたが見ているこのページも現在WEBライターとして活動している筆者がパソコンを使いながら作成した文章となります。
ライターというと、雑誌や書籍、そして新聞などの紙媒体で活躍しているイメージが強い傾向にありますが、急速なインターネットの普及により、SNSやWEB媒体専門で文章を書くWEBライターとして仕事をしている人も少なくありません。
WEBライターの主な仕事内容!仕事の種類は?
WEBライターの主な仕事はWEB上に掲載されている様々な記事や文章を作成することです。 例えば、
各企業のWEBサイト(公式サイト)のニュースやコラム記事 ・ネットショップで販売している商品紹介 といった文章の作成やネット広告などの文章も手掛けます。
一般的に、このような文章は各企業に属している専属WEBライターが書いているというケースがほとんどでしたが、近年はサイトを丸ごと請け負うメディア事業を行っている会社のWEBライターや、どの企業にも属さないフリーランスのWEBライターも手掛けています。
専属WEBライターとは?
社内や特定のクライアントといったコアな範囲で活動するWEBライターです。一つの仕事だけしか持っていないという意味ではなく、基本的に所属している会社や団体の案件だけを作成していきます。
専属なので専門性の高い記事を作成することもあれば日常的な話題といった緩い内容を手掛けることもあります。
フリーランスのWEBライターとは?
会社や団体に所属もしくは専従していないWEBライターです。もともとフリーで活動している人もいれば「会社を辞めて独立しました」というフリーランスも存在します。
直接企業と請負契約をしている人、ネットのクラウドサービスを活用しながら仕事をしている人など形は様々です。
専属ライターと違って時間に縛られないところもフリーランスの特徴、近年は会社勤めの方や主婦などの副業としても人気です。
ちなみに筆者はフリーランスとして働くWEBライターです。
WEBライターの仕事に資格は必要?WEBライターに求められるものとは?
ネット上で検索するとWEBライティングに関する資格はいくつか出てくると思いますが、 薬剤師や介護福祉士、そして管理栄養士などの業務独占の国家資格と違い「この資格がないとWEBライターとして活動できない!」という資格はありません。 つまり、
誰でもなれるチャンスがある
という事です。しかし、資格なしでWEBライターになれるからといって『誰でも稼げる』という保証はついてきません。以下のようにある程度のWEBライティングに関するスキルは必要です。
分章力(文章の構成や表現力)
文章で物事を正確に伝える能力は必要です。読みやすい文章の構成、誰でも想像したり理解できる豊かな表現力は文章で物事を正確に伝える為に必要なスキルです。
また、サイトの特徴や文章の内容によって文章を変える必要性も出てきます。例えば、「~です、~ます」調の文章にするとか、もっとカジュアルな言葉使いにするのか?など状況によって使い分けることも大切です 。
情報収集能力
文章で物事を伝える為には詳しい情報が必要です。この情報量が乏しいと文章内容も乏しいものになってくる為、説得力のある良い文章にはなりません。
何か一つの情報源に頼らずあらゆる場所から情報を収集できることは大切です。
また、文章には、正しい情報を記載しなければなりません。多くの情報から正しい情報を見抜く力も必要になってきます。特にネットでは様々な情報が散見しています。その中から「どの情報が正しいのか?」を見抜かないといけません。
参考までに筆者の場合、一つの情報であっても複数のサイトで調べ、内容の整合性やサイトの運営者などの情報から判断していきますし、URLなども見ています。
SEOを意識したライティングや知識
WEBライターに求められるもっとも大切なスキルの一つです。ネット上のサイトは新聞や雑誌などの紙媒体と違い、検索エンジンに上位表示されないとなかなかサイトアクセスが増えません。そのため、単に文章を書くのではなくSEOを意識した執筆が求められます。
「読んでもらえる文章」を書くのがWEBライターの使命です。
WEBライターは、選定したキーワードをもとに文章を作成しきます。このページであれば「WEBライター とは」ですので、このワードを意識ながら分かりやすい文章を作成しています。
実際、ページ内を調べてみるとたくさん「WEBライター とは」が文章内に入っているのでよかったら探してみてください。
サイト訪問者の知りたいことを読み取る
書いている文章を読んでくれる人、すなわち訪問者の知りたいことを読み取るスキルも必要です。せっかくサイトに訪問してくれても文章に訪問者の知りたいことが書かれていなければ全く意味はありませんし「他のサイトを見よう」と思われてしまいます。
まずはターゲットとなる訪問者の人物像などを設定し、どんな疑問や不安、そして知りたいことがあるのかを読み取らないといけません。
モラル(他サイトのコピペは厳禁など)
文章を作成する際、他人の知識や文章をあたかも自分のものとするような行為は厳禁です。
他サイトの情報などを用いる時は引用などの正しい手法を用いて著作権を侵害しないようにします。著作権法については以下のサイトを参考にしてください。
他サイトなどの情報を参考にすることは決して悪くはありませんが、どういった行為がモラルに反するのか?といった知識も大切です。
また、WEBライターとして仕事をするのであれば社内の上司(社内専属ライターなどの場合)やクライアント(フリーランスなどの場合)とのコミュニケーション能力も必要です。こうやって見ると、
「なんか難しいなあ・・・」
と思いますよね。でも、求められるスキルの中には既に備わっているものもあるはずです。
例えば、あなたはこのページにどうやってたどり着きましたか?ネット上で情報収集したりキーワードを打ち込んだのではないでしょうか。
この時点で、情報を収集する能力を持っていることが自然に証明されていると思います。
文章にすると難しいスキルに感じるかもしれません。しかし、実際には先ほど申し上げた通り既にいくつかのスキルを持っていると思います。
WEBライターとなれば、検索して読む訪問者ではなく検索されて読まれる側になります。
未経験でも稼ぐ事が出来る?WEBライターのやりがいと魅力!
さて、WEBライターについてご理解頂けたでしょうか?もうすでに「すぐにでも始めてみたい」と思ったかもしれませんね。
でも、一番気になるのは稼げるのかどうかというところだと思います。稼げるかどうかはやりがいにも繋がってくるので稼げるのかどうかは重要です。
そこで未経験でも稼ぐ事ができるのか?WEBライターのやりがいや魅力を解説していきたいと思います。
WEBライターの仕事はつらくない?WEBライターのメリットとデメリット!
現在、WEBライターは不足していると言われています。不足しているという状況だけ考えると「つらい仕事なのかな?」と想像してしまうかもしれません。
仕事ですから確かにつらい事もあります。しかし、WEBライターで働いている人はデメリットだけではなく「メリット」があるからこそ続けているのです。
WEBライターのメリットとは?
今からWEBライターになるなら次のようなメリットがあります。筆者自身も特に資格を持っている訳ではありませんし、作業時間は平日の夜と土日祝限定(いつも作業している訳ではありませんが・・・)です。
- 必須資格がないので初心者でも気軽に始められる
- 作業時間は比較的自由
- パソコンなどを持っていればすぐに始められる
- WEBライティングの仕事が決まれば早い段階で収入を得られる
- 外出しなくても仕事ができる
WEBライターにはご説明してきたように必須資格がありません。必須資格がないのでやる気があれば誰でも始められますし、案件によっては空いた時間で仕事が出来るのも大きなメリットです。
また3つ目のメリットで「パソコンなど」と表現していますが、パソコン以外だとスマホやタブレットでも仕事は可能です。
ただし、企業に属しているか属していないかでスマホやタブレットは嫌がれるケースもあるのでパソコンがベストだと思います。
WEBライターにもデメリットはある!
どんな仕事や職業にもデメリットは必ず存在します。それはWEBライターでも同じこと!たとえ稼げるWEBライターだったとしても少なからずいくつかのデメリットは抱えています。例えば、
- 月給ではないので書けないと収入が得られない
- まったく稼げないこともある
- 確定申告する手間がある
- 文章作成なので部屋に閉じこもっていることが多い
- 比較的自由だが納期はある
このように意外とデメリットが多いのも事実です。ただ、企業に属しているWEBライターかフリーランスかでデメリットが異なります。
専属WEBライターであれば、ある程度決まった月収になるので収入は比較的安定していますし、企業に属している人なら確定申告をする必要もありません。 納期については交渉次第という一面もあります。どうしても納期に間に合わせることができない時は早めに連絡を入れて相談すると良いでしょう。
最後にWEBライターのメリットとデメリットを一覧にしておくのでもう一度ご確認ください。
メリット
- 必須資格がないので初心者でも気軽に始められる
- 作業時間は比較的自由
- パソコンなどを持っていればすぐに始められる
- WEBライティングの仕事が決まれば早い段階で収入を得られる
- 外出しなくても仕事ができる
デメリット
- 月給ではないので書けないと収入が得られない
- まったく稼げないこともある
- 確定申告する手間がある
- 文章作成なので部屋に閉じこもっていることが多い
- 比較的自由だが納期はある
未経験者でも稼ぐことが出来る?WEBライターの魅力とは?
「あなたはどんなところにWEBライターの魅力を感じているの?」と、聞かれそうなので最初に私が感じている魅力からご説明していきたいと思います。
魅力に感じるのは「達成感」です。会社員としても達成感は感じると思いますが、個人で受注している分、達成感は格別です。
しかも作成したものがインターネット上に公開されているのでモチベーションはいつも高く維持できています。
未経験者でも収入を得られる
収入額はスキルや経験、案件の金額によって異なりますが、未経験者でも可能な仕事はあります。
WEBライティングの報酬のほとんどは、記事の質に見合った文字単価や記事単価などで計算されることが多いので最初から高額報酬を目指すのは難しいと思いますが、記事の質が向上して実績を積んでいけば単価は上がっていきます。
ライティングスキルが身につく
いきなりバリバリ稼ぐ事は難しいと思いますが、WEBライターとして活動を続けていけば自然とライティングスキルが身につくので、今現在は未経験者だったとしても将来的には稼ぐ事が可能です。
最初はお叱りを受けたり修正依頼されることもあるでしょう。でも「継続は力なり」という言葉があるように次第にスキルが磨かれていくものです。
スキルが磨かれれば、今までより高度な案件を依頼されることもありますし収入も少しずつ安定していきます。
文章が好きな人には天職的存在
とにかく文章を書くのが好きな人なら特に説明する必要はないと思います。冒頭でも申し上げた通り、筆者も文章を書くのが好きなのでWEBライティングは楽しいですし達成感を味わっています。
もちろん、文章が思い浮かばない時もありますし、納期ギリギリなんて事も・・・でも好きだからこそ今もなおWEBライターとして仕事をしているのです。
WEBライターに興味ある人、もともと文章作成が好きな人はWEBライターはオススメです。
今回は『WEBライターとは?』と題し、仕事内容を詳しくご紹介してきました。WEBライターは誰でもなれる職業です。
これくらいの報酬が欲しい!という希望はあると思いますが、まずはWEBライターとしての第一歩を踏み出すことが肝心です。
筆者はWEBライターを始めて7年目を迎えることができました。あの時の一歩が無ければ当然今の自分もないと思います。
WEBライターに興味を持たれているようでしたら、勇気を出して第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
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