【実体験】ランサーズ副業で私が1ヵ月で稼いだ最大報酬額を完全公開

【実体験】ランサーズ副業で私が1ヵ月で稼いだ最大報酬額を完全公開

副業WEBライターの泉貴幸です。

WEBライターをはじめ、様々なフリーランスが集まるクラウドソーシングサイトのランサーズ。2008年に誕生したまだまだ新しいサイトですが、ランサーズの提供する『ネット上で完結する仕事』を副業にしようと考える人も少なくありません。

そこで今回は、ランサーズに関する以下のような疑問を解決していきます。

• ランサーズってどれくらい稼げる？どうやって稼ぐの？
• ランサーズで副業は可能？WEBライターはいくら稼げる？
• ランサーズは誰でも稼げる？注意点やポイント？

あなたも同じような疑問を持っていませんか？タイトル通り、じつは私自身もランサーズ利用者の一人です。
つまり今回は『ランサーズ利用者（副業WEBライター）のリアルな話』が主な内容になっています。

実体験を交えながら詳しく解説していきたいと思いますので、ランサーズでの副業に興味をお持ちの方は是非最後までご覧ください。

実際に私が1ヵ月で稼いだ最大報酬額はズバリ147,035円！どうやって稼いだ？

現在、私はランサーズを利用して８年目となりましたが、この報酬額を達成したのは昨年（2019年）の事です。
参考までに、2018年の最大報酬額（1ヵ月）は約11万円、2017年は約9万円だったので徐々に報酬が増えている状態です。

さて、この報酬額を見て多いと感じましたか？それとも少ないと思ったでしょうか？ちなみに私は冒頭で申し上げた通り、副業WEBライターです。

147,035円稼ぐのにどれくらいかかる？仕事の量や種類は？

仕事の依頼はプロジェクト方式にて行われ、種類は『WEBサイトコンテンツ作成』、ジャンルは『車関連』でした。

また、この仕事はクライアントからの直接依頼です。直接依頼とは『特定の人』に対する依頼方法で、通常のお仕事と異なり、私以外の人が応募することができません。

文字数に制限はありませんが、だいたい5,000文字から10,000文字の間で作成しています。

ですから単純に計算すると5000文字なら15,000円、8,000文字なら24,000円になります。下は、ランサーズを介して受注した時の実際の画像です。

ランサーズ内で募集されている『記事作成・ブログ記事・体験談』などの文字単価相場は、一般的なテーマが0.5～2円、特定のテーマが0.8～3円、専門的なテーマだと1.2～5円となっています。

私の場合は3円だったので単価的には高い方ではないかと思います。

このページ（ランサーズの画像）には、依頼内容が詳しく記載されていません。しかし、画像の一番下にある添付ファイルから確認することができるのでダウンロードして詳細を確認します。

内容を確認したら承認し、クライアントからの報酬仮払いが実行されて仕事がスタートします。

依頼から完了までの流れは？

納期は1ヵ月もらっていますが、作成期間は1本あたり5～7日です。依頼から完了までは次のような流れで進行します。

※上記内容は基本的な流れなので、毎回同じにはなりません。

このサイクルだとだいたい月4本が限度ですが、日数が多い、進捗状況も良いといった好条件が重なり月5本作成。その結果、147,035円という最大報酬額を記録しました。

単価の相場はどれくらい？一番単価が高かった案件は？

文字単価は、クライアントが設定するものですから案件ごとに異なってきます。

そこで、今まで受けた仕事の中で一番高かった案件と安かった案件をご紹介していきたいと思います。

一番安い単価は？報酬額はいくら？

タスクとプロジェクト合わせて1,000件を超えているので正確に調べることはできませんが、過去の履歴を見る限り、一番安かったのは文字単価0.1円という仕事ではないかと思います。

もちろん、現在も同じような単価設定の案件は存在します。

こういった案件は、大量募集されていることが多く、以下のような内容で『一人につき〇回まで』といった単発のタスク作業です。

単価が安いので、報酬も1件あたり83円、32円、150円とかなり低い設定になっていることが分かると思います。また、ライティングする種類は様々です。日記記事をはじめ比較的簡単な内容ばかりなのが特徴です。

• 日記記事の作成
• 簡単な体験談
• アンケートへの回答

このようなタスク案件が中心だった頃は、なかなか稼げていません。プロジェクト案件を始めた頃から収入は変わってきましたし、147,035円を達成した9月にタスクはしていませんでした。

報酬額が高かった案件は？

文字単価だけを見ると、ご紹介している車関連サイトの新規記事作成の文字単価3円が一番高い案件になります。

ただ、作成した記事の文字数はバラバラなどで、納品した5本全てが同じ金額にはなりません。

そして、その中で一番報酬額が多かったのは2本目の34,232円です。同一クライアント、同一案件（キーワード等は毎回異なります）なのですが、記事のボリュームが毎回違う為、このような結果になりました。

ランサーズの文字単価相場は？

ランサーズが公表している文字単価相場は0.5～5円です。しかし、実際には0.02円という相当安い単価も存在しますし、私個人で考えた場合は全く異なります。
ちなみに私個人だと、

文字単価相場：0.1～3円

です。文字単価1～3円くらいの仕事は受注出来ています。しかし、3円以上となる場合は、『昼の時間に連絡が取れる』や『一日5時間以上』などの成約が多いのでなかなか難しいのが現状です。

1つの仕事にかかる時間は？時給に換算するといくらぐらい？

今回、月147,000円を達成した時の1本に対する作業時間は15時間です。私の場合は副業なので月～金曜日の7時間は合計（昼は本業に従事）としています。

次に、この仕事（車関連サイトの新規記事作成　文字単価3円）を時給換算してみたいと思います。
WEBライターの仕事は、文字単価で考えるか、それとも時給で考えるかによって結果が大きく変わります。

実際に時給換算した結果がこれです。

逆に、以下のような『1,200文字で1,000円』という1文字0.83円の案件でも30分で完了させることが出来れば、時給は高くなります。

上記案件は、作業時間が30分以内で終了しましたから、時給換算すると2,000円相当の単価です。

つまり、

• 連続して入力できるタイプの仕事なのか？
• 画像作成や調査して入力するタイプの仕事なのか？

次第です。もしくはランサー（ランサーズ内の受注する側）の考え方という一面もあります。
ただ、私の経験上だとほとんどの案件では『SEOを意識して作成するライティングなので『ネットなどからの調査』は必須です。

ランサーズで副業する際に気を付けたい事は？稼ぐコツやポイントはある？

2012年にランサーズに登録。これが私の本格的なWEBライター業スタートとなりました。今考えてみると、独学だったためか右往左往しながら進んでいたと思います。

逆にそれが良かったのかもしれませんが・・・

そこで私の体験談を含め、ランサーズで副業する際に気を付けたい事や稼ぐコツ、そしてポイントをまとめてみました。

副業とはいえ大切な仕事、本気で取り組む姿勢

『本気で取り組む』は、泉貴幸が最も大切にしているところの一つです。周囲やネット上には『軽い気持ち』で副業を求めている人がいます。
でもよく考えてみてください。私が副業だからといってクライアントも副業とは限りません。本業の人もたくさんいるのです。

そもそも副業とか本業、そして在宅かどうかなどは関係なく受注した案件は全て『仕事』です。

WEBライターとして仕事を受注する以上は、自分のスキル全てを出し切る！くらいの気持ちは大切だと思います。

初心者WEBライターはコツコツ実績作りを！

私は、WEBライター初心者からスタートしています。ランサーズに登録しても何が何だか分からないという状態なので、未経験でも可能な案件が多い『タスク』からスタートしました。

タスクは0.1円や0.2円といったかなり安い単価ばかりですが、その反面、比較的早い段階で報酬を得られるというメリットもあります。

タスクの場合は、

このような流れで報酬を獲得します。ただし、先ほども申し上げたように本気で取り組んでください。

いい加減な記事を納品し非承認ばかりになると、ランサーズ内の承認率が下がるので要注意です。下の画像は私のプロジェクト完了率とタスク承認率です。

プロジェクト完了率とタスク承認率はランサーズ内の仕事完了率です。

出典（画像）　ランサーズ

クライアントは、人選する時はプロジェクト完了率やタスク承認率も参考にしています。

プロフィールは出来る限り細かく

ランサーズでＷＥＢライターを始めたら、可能な限りプロフィールを充実させましょう。
プロフィールは、プロジェクト完了率やタスク承認率と同じくクライアントの判断材料です。

仕事実績

本業の実績や経験を細かく入力しましょう。例えば『〇〇に携わっていた』や『役職や部署』もアピールポイントになってきます。
直接ライティングに関係ない経験だったとしても、記事ジャンルで役立つ可能性があります。

スキル

資格・検定はもちろんのこと、Word・Excel・HTMLといったパソコンに関する知識も入力しておきましょう。
また、スカイプやチャットワーク、そしてGmail等の連絡ツールもWEBライターの有功なアピールポイントです。連絡ツールは指定される場合もあるので重要です。

作業と連絡時間を明確にする

ランサーズで仕事ができない時間などがあれば、作業可能時間と連絡可能時間も記載しておきましょう。特に副業の方は、仕事を受ける前にクライアントに伝えておかなければトラブルになることもあります。

ランサーズの確認やチェックを行う

ランサーズによる確認やチェックは、可能な限り実施することをオススメします。

実績がないうちは重要なアピールポイントです。また、各項目の確認を条件にしている案件もあります。

出典（画像）　ランサーズ

特に高額な案件や企業案件の場合は、各項目の確認済を条件にしていることがあります。
早い段階で稼げる様になりたい方は是非検討しておいてください。

スケジュール管理とライティング案件のチェック

WEBライターには必ずといってよいほど納期が設定されるので、本業と副業（ＷＥＢライター）のバランスは大切です。

無理に仕事をもらったとしても、どちらかが疎かになっては意味がありません。

その為には、今の自分にどれくらいの仕事が可能なのかをしっかり把握しておくことがポイントです。

また、ランサーズの仕事も頻繁にチェックしておきましょう。

チェックしたいカテゴリなどを選んでおけば新着があった時はメールで通知してくれます。稼げる副業WEBライターになる為には、ライティング案件を探す努力を忘れてはいけません。

依頼主（クライアント）とのコミュニケーション

報告・連絡・相談などコミュニケーションは仕事上の欠かせないスキルです。

日頃から積極的に会話（メッセージなど）して、良好な関係の構築や新規案件獲得を目指しましょう。

次に挙げる3項目は、依頼主とのやり取り時に欠かせない事です。

• 調べても分からないことは質問する
• 丁寧な対応（言葉使いなど）を心がける
• 自分の要求ばかり伝えない

そもそも良い仕事は待ってても獲得できません。良い仕事なら『やりたい！』と思うランサーが大勢います。むしろ、待っているのは依頼主（クライアント）の方です。

ランサーズ副業で稼ぐ事は可能？ランサーズを実際に利用した私が思う事！

最後に、ランサーズに対して私が思う事をお伝えしたいと思います。ランサーズは、副業として利用する人にはおススメできるサービスですが、実際には良い点ばかりではありません。

そこで、ランサーズのメリットやデメリット。そして副業で稼ぐ事は可能かについてをまとめてみたいと思います。

ランサーズで副業するメリットは？

まずは、ランサーズで副業するメリットからお伝えしていきたいと思います。私も8年利用しているので、メリットは必ずありますよ。

好きな時間に副業WEBライターとして仕事ができる

ランサーズで副業する最大のメリットは、好きな時間に仕事が出来るという点です。ある程度の時間管理は必要ですが、極論すると納期さえ守ればOKです

もっとも、この利点が主婦やサラリーマンなど幅広い層の利用を後押ししているのでしょう。

ライティングならすぐ稼げる

ランサーズのイラスト作成やWEB構築といった案件は、専門的なスキルが必要になってきます。

一方、WEBライターには必須スキルがありませんし、初心者向けの仕事も豊富です。

初心者WEBライターでも、コツやポイントさえ抑えておけばすぐに稼げるようになるというのはランサーズのメリットです。

パソコン一台とネット環境があれば副業WEBライターになれる

ランサーズの利用、副業WEBライターになる、どちらもパソコン一台とネット環境があれば可能です。
この2つさえ整っていれば、今すぐにでも副業WEBライターを始める事ができます。

ちなみにスマホでも副業はできますが、本気で副業WEBライターを目指すならパソコンが絶対オススメです。

ランサーズのデメリットは？副業には向かない？

次はデメリットについてです。ランサーズには、クラウドサービスならではのデメリットがあります。
このデメリットを知らないで利用すると、失敗する可能性があるのでしっかり把握しておきましょう。

クライアントとのトラブルもある

途中キャンセル、報酬未払いなどのトラブルもあると言われています。『言われています』と書いたのは、私自身が遭遇したことがないからです。

私自身が体験したのは、

• 何らかの理由でクライアントと一時的に連絡が取れなくなった
• クライアントが手続きを忘れてた
• 詐欺メッセージが送られてくる

くらいです。詐欺メッセージもランサーズが事前にチェックして削除するので最近はあまり来なくなりました。
ちなみに、利用者間（クライアントとランサー）のトラブルについてはランサーズは一切関わりません。

あくまでランサーズは仲介役ですから、仕事選びは慎重に行ってください。もちろん、クライアント側も慎重に選考しています。

だからこそ、プロフィール充実・プロジェクト完了率・タスク承認率などは重要になってくるのです。

システム手数料が取られる

ランサーズでは、獲得した報酬から以下の割合でシステム手数料が差し引かれます。

この金額は基本的にランサー（受注側）の得た報酬から引かれます。

年間にすれば大きな金額となってくるので、仕事を受注する際は、システム手数料分を差し引いた手取りを確認しておきましょう。

結論！副業WEBライターはランサーズだけで稼げるのか？

ランサーズだけでも、副業WEBライターは成り立ちますし稼いでいけます。

ただし、全員ではありません。

• 副業WEBライター業に対する本気度
• 目指す報酬額

によって稼げる人と稼げない人が出てきます。

ランサーズのみで稼いでいく為には、諦めずコツコツ進むことが大切です。今すぐ高報酬という考え方だとなかなか続きませんから、一歩ずつ進むくらいの気持ちで取り組むと良いと思います。

もし、ランサーズのみだと不安を感じるようであれば、他のクラウドソーシングも同時に利用すると良いでしょう。

実際、クライアントやランサーの中には複数サイトを活用している人もいます。私は現在ランサーズ一本ですが、すぐにでも活動可能なサイトをいくつか確保しています。

今回は、実際にランサーズを利用している私の体験談を中心にご紹介しました。もともと初心者だったので稼げない時期があったのは事実です。

今は『諦めなくて良かった』と思っています。

仕事をしていれば、遅かれ早かれ必ず上手く行かない時期を経験します。

ですが、そこからが勝負です！諦めずにコツコツ進んでいくことは実績になってきますし、増えた実績は良い仕事や良いクライアント様と出会えるチャンスも広げてくれます。

WEBライターは、世間でだいぶ認知されてきました。副業WEBライターに興味を持たれたのであれば、初心者から仕事ができるランサーズを一度試してみてはいかがでしょうか？