サラリーマン副業WEBライターの稼ぎ方!【※具体的な稼ぐノウハウを紹介】
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サラリーマン副業WEBライターの泉貴幸です。近年、外で稼ぐのではなく在宅の副業を選ぶ人が増えてきました。
その在宅ワークの中でも、人気あるのがパソコンとネット環境のみで始められる「WEBライター」です。
もちろん、私もWEBライターの一人なので、書籍やネット上を調べながら日々ライティングしています。
そんな時、ネットで以下のような疑問をよく見かけることがあります。
- WEBライターで稼ぎたいと思っているだけど・・・難しい?
- 副業WEBライターでも稼げる?具体的な稼ぎ方は?
- 在宅のWEBライターで稼ぐ方法を教えて欲しい・・・
- WEBライターになったらすぐ稼げる?1年目は無理かな?
私も稼げない時期があったので、余計に気になるのかもしれませんね。
そこで今回は、WEBライターの具体的な稼ぎ方やノウハウについて、体験談を交えながら詳しくまとめてみました。
「副業WEBライターになろう!」と思い立った訳ですから、是非最後までお読み頂き、WEBライターで稼ぐ方法を身に付けてください。
空いている時間を有効活用!サラリーマンが副業で稼ぐ方法とは?
そもそもサラリーマンである以上、副業に充てられるのは本業時間を除いた空き時間です。
その空いている時間をどう有効利用するのかが、副業で稼げるかどうかの鍵になってきます。
時間を上手く利用して効率よく執筆しよう!
1日は24時間、しかも本業があるなら副業時間は必然的にプライベートな時間に限られます。
本来ならプライベートは、自由時間なのですが、こういった自由時間を上手く利用しなければ副業WEBライターとして稼ぐ事はできません。
ただし、プライベート内にも「執筆できない時間」があるので要注意。この時間を削ってしまうと本業と副業を含めた日常生活に影響が出てきます。
プライベート全てを執筆に使う事はできない!
冒頭で申し上げた通り、副業するなら本業以外の時間で稼ぐしかありませんが、厳密に言うとプライベート内にも割けない時間は存在します。
睡眠時間
私の場合は1日5~6時間、この時間だけは副業に充てる訳にはいきません。
ただし、ライティングが予定通り進んでいない時、急遽予定が入った時などは睡眠時間を削ることもあります。
移動時間
会社への出勤及び帰宅までの時間です。車通勤の人は、この時間も副業に充てることができません。ちなみに私の通勤時間は車で往復40~60分です。
朝食及び夕食時間
なかには食事しながら仕事という人もいると思います。
ですが、食事の時間を作業時間にしてしまうと、絶えず過密スケジュールになるので予め作業時間に組み込むのはオススメできません。
参考までに私は、朝夕で合計1時間半くらいが食事時間です。
入浴時間
ほとんどの人が無理な時間だと思います。私の場合は20~30分くらい、冬場はもう少し長くなるかもしれません。
さすがに、防水のスマホやタブレットでない限り、お風呂でのライティングは不可能でしょう。
その他の時間
好きなテレビを見る、友人との約束、家族サービスなど管理するのが難しい時間です。
私も自宅に子供たちが遊びに来るとスケジュールを大きく崩されてしまいます。
執筆に充てられる時間は?
遠足や修学旅行の予定みたいですが、改めて書きだすとこのようになります。本業から離れたプライベートとはいえ、副業に充てられない時間は結構ありますよね。
実際、私の本業を含む各時間を合計すると以下のようになりました。
副業以外の時間の種類 | 必要な時間(平日) |
---|---|
睡眠時間 | 300分~360分(5~6時間) |
移動時間 | 40~60分 |
朝食及及び夕食時間 | 90分(1時間30分) |
入浴時間 | 20~30分 |
本業時間 | 570分(9時間30分)※残業含む |
合計 | 1020分~1110分(17~18時間半) |
※上記時間には一日分です。
つまり、私の執筆可能時間(平日)は24時間から17~18時間半を引いた残りの時間です。
計算すると最大1日7時間(計算上です)、最小で5時間半ということになりますが、実際にはもっと少なくなる日ばかりです。
当然のことながら、残業が多い時期や急な用事が入った時の平日はなかなかライティングできません。
しかし、そういった突発の出来事も、ある程度想定し余裕ある計画を立てていけば執筆は予定通り進みます。
電車通勤の場合は、スマホやタブレットを利用すれば移動中でも執筆可能です。
また、本業の合間(休憩時間)を使うという方法もあります。特に昼の休憩時間は長いので、集中して執筆すればかなり進むはずです。
ただし、副業がバレるリスクを忘れてはいけません。副業を解禁していない会社は要注意です。
副業で稼ぐ為にはスケジュール管理が大切!
さて、副業に充てられる時間の目安は立ったでしょうか?私自身を例にすると、副業に充てられる時間は最大7時間(一日あたり)ですが、実際のところは4時間くらいが限度です。
あまり無理しすぎると本業が疎かになったり、体調を崩してしまいます。
本業や体調を無視した副業は、挫折の原因になる可能性もあります。長く続ける為にも、無理のないスケジュールを組むようにしてください。
問題なのは、このような限られた状況で、どう計画的に記事を作成し、稼いでいくのかという点になってきます。
記事完成までの流れと時間を把握する
受注から納品までの流れ、そして作成時間を把握できればスケジュール管理は楽になってきます。
引き続き、私の直近の仕事を例にしてみます。
基本は一週間で1記事、完成日を土曜日に設定しています。作業時間は平日が1~2時間、完成時の総文字数は約7000文字です。
仮に、平日のライティングを5時間(1時間×5日)のみ、土曜日を8時間に設定した場合には、
7000文字÷13時間(ライティング可能時間)=1時間当たり約538文字
という計算になります。このように、総文字数を作業時間で割ると、どれくらいのペースで執筆すればよいかは明確に出てきます。
ちなみに文字単価は3円なので時給は1,614円、1記事当たりの金額は21,000円(税抜)です。
これを4週間行えば、
21,000円×4週=84,000円
単純に10%の消費税を含めると、月収は92,400円です。
もちろん、毎回この通りに執筆することはできませんし、計画が崩れればどこかの時間を割いて帳尻を合わせています。
目標金額(月収)を設定する
目標金額から逆算してスケジュールを組むという手もあります。例えば月に5万円、もしくは10万円稼ぎたい場合は、目標月収を文字単価で割ると必要な文字数が算出できます。
目標月収 | 文字単価1円 | 文字単価2円 |
---|---|---|
月50,000円の収入 | 50,000文字 | 25,000文字 |
月100,000円の収入 | 100,000文字 | 50,000文字 |
更にこの文字数を作業日数、もしくは作業時間で割れば一日当たりの文字数や1時間あたりの文字数も出ます。
このように目標金額を設定すると、
- いくらの仕事を受けて何本作成すれば良いのか?
- 一時間あたり、一日当たりをどれくらいのスピードで作業すればいいのか?
がはっきりと見えてきます。単純に「空いた時間にライティングすればいいや」という考え方は、
- 納期に間に合わない
- 作業量に金額が見合っていない
という結果を出す原因となってしまいます。在宅だからこそ、スケジュール管理は重要と考えておいてください。
参考までに、クラウドソーシングサイトのランサーズは、以下のように毎月の目標金額の設定と進捗状況の確認ができます。
空いている時間を有効活用して稼ぐ為のポイント!
ここまで、副業WEBライターのスケジュール管理をご紹介してきましたが、あくまで前項の内容は「納得する仕事量・文字単価」を確保できていること。
そして「それを実現できる状態」が既にあることを前提としています。
何故かというと、副業時間は限られているからです。
空いている時間を有効活用して稼ぐには「土台」となるいくつかのポイントがあります。
実績を積む
単価の低い案件ばかりでは、プライベートに余裕が生まれませんし稼げません。
副業WEBライターとして効率よく稼いでいくには、実績作りが最優先課題です。
私も、WEBライターの実績がなかった頃は、高額案件への応募はほとんど落選、提示する実績がないことは致命的でした。
実績を早く作りたい人は、クライドソーシングサイトのタスク案件がオススメです。
スキルアップ
実績と同じく重要なのがスキルです。初心者でもコツコツ執筆していれば次第にスキルは磨かれていきますが、なるべく早く稼げるWEBライターになりたいなら自主的に学ぶことも大切です。
SEOの知識
高単価案件になればなるほど必要とされるスキルです。稼げるWEBライターならほとんどの人が勉強していると思ってください。
そもそもSEOは、特別な知識ではなくWEBライター必須の知識と言ってもいいでしょう。
資格取得
WEBライティング技能検定、Webライティング能力検定などの取得も効率よく稼ぐ為の有効な手段です。
取得すれば大きなアピールポイントになりますし、取得するまでに勉強したことは知識として身に付きます。
本を読む
個人的には、興味ないジャンルや読んだことのないジャンルを積極的に読むようにしています。
ちなみに新幹線や飛行機などの移動時間(何もすることがない状態)は本を読む絶好のチャンスです。
ブログを作る
個人ブログは文章力強化、SEOのテスト、サイト作りの勉強ができます。ご存知の通り、ブログは基本的に無料です。
商用目的(サービスによっては不可)で始めるもよし、趣味や勉強用として緩く更新してもOKです。
ただ、将来的に「実績アピール」の一つとしてクライアントに紹介したいのなら真面目に作成した方が良いかもしれません。
得意分野、専門分野を極める
得意分野や専門分野を持っていると、高単価案件を獲得できるようになります。
また、知識が頭に入っていれば、
- リサーチ時間の短縮
- 記事作成時間の短縮
にも繋がります。得意分野や専門分野を極める事は、WEBライターとして効率よく稼ぐ為のポイントです。
高単価案件を受注する
「実績作り・スキルアップ・得意分野や専門分野を極める」が進むと、高単価案件を獲得しやすくなります。
副業WEBライターとして最初に目指したいのは文字単価1円、更に効率よく稼ぐのなら2円や3円を目指してください。
クライアントから信頼されるライターになる
信頼は、WEBライターにとって大きな財産です。信頼を得ることができれば、単価アップ交渉がしやすくなったり長期依頼に発展することもあります。
安定的に稼いでいるWEBライターはクライアントから信頼されています。
ただし、信頼は一番大切なポイントであると同時に一番得るのが難しいポイントです。
1年で稼げるようになる?サラリーマン副業WEBライターの具体的な稼ぎ方!
せっかくWEBライターになったのですから「できれば1年以内に稼げるようになりたい!」と思っている人も多いのではないでしょうか?
稼げない期間が長いとモチベーションにも影響しますから、短期間で稼げるようになることが一番の理想形です。
【1ヵ月~3ヵ月】単価にこだわらずコツコツと実績を作る!
WEBライター初心者の場合、副業時間が限られていることや慣れていないこともあり、最初の1カ月~3ヵ月は思うように稼ぐ事ができません。
まずはランサーズやクラウドワークスなどに登録して単価の安いタスク案件(0.5~1円を目安)からスタートしましょう。
仕事の種類 | 目標単価 |
---|---|
タスク(アンケート・体験談・ブログ記事など) | 0.5~1円未満 |
この時期は、収入よりも実績が大切です。
特に、クラウドソーシングサイトのプロジェクトなどの高単価案件は、作業承認率も選考材料になってきます。
単価が安いからといって適当な仕事をすると後々響いてくるので要注意です。WEBライター見習期間だと思って、コツコツ丁寧に実績作りを進めてください。
【3ヵ月~半年】実績をつくりながらスキルアップ!
個人差はありますが、3ヵ月経過するとほとんどの人がサイトの使い方やWEBライターの仕事に慣れてきます。
1カ月~3ヵ月時より高単価のタスク案件(0.5~1円以上)をターゲットにして、実績作りと同時にスキルアップも意識してみてください。
仕事の種類 | 目標単価 |
---|---|
タスク(アンケートやブログ記事など) コンペ(コピーライティングなど) 中長期プロジェクト | 0.5~1円以上 |
身に付けておきたいスキルについては、先ほどご紹介した4つをメインに検討してみてください。
- SEOの知識
- 資格取得
- 本を読む
- ブログを作る
かしこまって勉強だと考えるのは、SEOの知識や資格取得くらいです。本を読むやブログを作るなどは、続けているだけでも文章力や表現力が身に付きます。
もし、この時期にプロジェクト案件の仕事が取れたのなら、次のステップはスムーズに進みます。
タスク案件をすることも、文章力、情報収集力、表現力アップに繋がります。たとえ単価が安い案件だったとしても、身に付くものはあるということを忘れてはいけません。
【半年~1年】単価アップ交渉&高単価案件に挑戦する!
実績作りで続けてきたタスクから、中長期プロジェクトに切り替えられる時期です。
1円以下の案件への応募はなるべく控え、今までの実績を最大限にアピールしながら、単価アップ交渉と高単価案件獲得(1円以上)にチャレンジしてみましょう。
仕事の種類 | 目標単価 |
---|---|
中長期プロジェクト中心 | 1円以上 |
もちろん、落選することもあります。実際、私もたくさん落選しましたが、気にしなくても大丈夫です。「1回で当選するのは稀なこと」くらいの気持ちでどんどん応募してみてください。
また高単価案件の場合、豊富な実績や専門知識を必要とするケースも少なくありません。
今まで積み重ねてきた実績と勉強の成果が表れてくる時期です。
【1年以上】受注する仕事を選んで効率よく稼ぐ!
WEBライターとしての実績が、スキルと評価に自然と反映される時期です。クライアントとの信頼関係も徐々に構築されてきます。
仕事の種類 | 目標単価 |
---|---|
中長期プロジェクト中心 | 1.5円~2円以上 |
目に見える形の実績があるので、webライティング案件も選べるようになってきます。
目標とする単価は1.5~2円以上。
ここまでくると、副業WEBライターで稼いでいるという実感が湧いてきます。
人によっては、執筆スピードや効率がグンとアップするので時間に余裕が出てくるかもしれません。
もし、余裕が出てきたのであれば前述したスケジュール管理が活かされます。
スケジュール上、無理のない範囲で仕事の掛け持ちも検討してみてください。単価が上がり、仕事量も増えれば必然的に月収や年収も上がってきます。
WEBライターで稼ぐには「継続」も大切
ここまでお読み頂けたのであれば、おそらく気づいたと思います。webライターという職業は他の仕事と同じく「いきなり稼げる」ことはありません。
会社に設けられている数か月の見習い期間や試用期間のように、WEBライターも我慢する期間が存在します。
ただ、会社員と違うのは給料保証がないという点。やれば収入になりますし、全く執筆しなければ月収は0円になります。
- スケジュール管理
- 実績作り
- スキルアップ
- 得意分野、専門分野を極める
- 高単価案件を受注
- クライアントから信頼される
これら全ては、継続することで実現していくものです。継続は力なりという言葉があるように続けていればスキルは身に付き、いずれ稼ぐチャンスの芽が出てきます。
必ずしも1年で稼げるようになるとは限りません。しかし、実際に成功する人もたくさんいるので、諦めずに副業WEBライターを継続していきましょう。
今回は「サラリーマン副業WEBライターの稼ぎ方!」と題して、現役WEBライターの泉貴幸が具体的なノウハウをご紹介してきました。
私が利用しているランサーズにも、短期間で稼いでいる方がたくさんいます。
副業WEBライターとして一日でも早く稼げるように、思い立った今から少しずつ実績作りと勉強を始めてみてください。
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