【SEOとは】何の略?目的や仕組みは?初心者に分かりやすく解説!
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WEBライターのtomomiです。ネット上でWEB記事について調べていると、必ずと言っていいほど出てくる『SEO』という言葉。
「SEOを意識した文章を書く」「SEOの知識を身に付けるべき」「SEO対策が必要」など、初心者にはさっぱりの内容ばかり・・・。
そこで今回は初心者WEBライターの方に向けて、『 SEO 』について以下の疑問にお答えします。
- そもそもSEOとは?
- どうしてSEOが必要なの?
- SEO対策ってどういう意味?
WEBライターなら知っておきたいSEOの意味や仕組み、目的などについて、初心者にも分かりやすく解説していきます。
1.SEOの意味と基本的な仕組み
まずはSEOの言葉の意味、基本的な仕組みについて理解しておきましょう。
SEOとは?
SEOとは『 Search Engine Optimization (サーチエンジンオプティマイゼーション) 』の略称で『 検索エンジン最適化 』とも言われます。
検索エンジンから、インターネットの検索結果でサイトを上位表示させるために行う施策のことを意味します。
調べたいことや知りたいことがあるとき、GoogleやYahoo!などでキーワードを入力して検索すると検索結果の一覧が表示されます。
多くの人はその検索結果の1ページ目、さらに上の方に表示されているサイトから閲覧していきますよね。サイトが上位に表示されているほどクリック(サイトに訪問)される確率は高くなるということです。
より多くの人をサイトに集客するために、検索結果での上位表示をねらう対策が『 SEO 』です。
SEOの仕組み
検索結果ページの表示順位は、検索エンジンのルール(検索アルゴリズム)に沿って決められます。
つまり『 SEO=検索エンジンの最適化 』なので、SEOの仕組みを知るためには検索エンジンについて理解しておく必要があります。
検索エンジンとは、検索したキーワードに対して、インターネット上にある情報の中から、 検索ユーザー(検索する人)が求める情報が的確に含まれているWebサイトを検索し、検索結果ページに表示させるプログラムのことです。
代表的な検索エンジンが GoogleやYahoo!になりますが、 Yahoo!では Google の検索エンジンを利用しているため、 GoogleとYahoo!の検索結果にほぼ違いはありません。
Google検索エンジンの仕組み
検索結果が表示されるまでに検索エンジンでは以下のようなことが行われています。
クローラー(自動プログラム)が巡回しインターネット上にあるWebページの情報を収集する
収集した情報を整理 (インデックス)し、データ形式に変換して保存
保存されたデータベースの中から、適したWebサイトを探し出して評価する(スコアリング)
評価の良いWebサイトから順に検索結果ページに表示する
検索結果ページで上位表示させるためには、検索エンジンに検索ユーザーにとって最も有益な情報を提供できるサイトであると認識してもらう必要があります。
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SEMとの違い
SEOが 検索エンジン最適化 であるのに対し、SEMは 『 Search Engine Marketing (サーチエンジンマーケティング) 』の略称で『 検索エンジンマーケティング 』 とも言われます。
SEMとは、検索エンジンからWebサイトへの訪問者を増やすために行うマーケティング手法のことを意味しています。
マーケティング手法のひとつが『SEO』になります。
SEM(検索エンジンマーケティング)には『SEO』以外に『リスティング広告』があります。リスティング広告についても簡単に説明しておきます。
リスティング広告とは 、検索したキーワードに対して、検索エンジンの検索結果ページに表示される広告のことです。リスティング広告は有料になっており、広告がクリックされると費用が発生する仕組みになっています。
このようなリスティング広告とSEOを含めた、検索エンジンに対するマーケティングを総称して『SEM』と言います。
2.SEOの目的とは?
そもそもSEOとはいつから行われているものなのでしょうか?また、どのような目的で行われているのか?
続いてはSEOの歴史、SEOを実施する目的について見ていきましょう。
SEOの歴史
SEOの誕生は1990年代後半、約20年ほどの歴史があります。初期の頃のSEOと現在のSEOには大きな違いがあります。
初期の頃のSEOは「被リンクの数を増やす(リンクを貼る)」「キーワードをたくさん入れ込む」などの小手先のテクニックが通用する時代でした。大量の被リンクを貼ることで、検索結果に上位表示することができたのです。
外部のサイトから設置されたリンクのことで、自サイトに向けて設置されたリンクのことを意味します。
そのため、検索ユーザーが実際に求めている情報を得ることができないサイトが上位表示されるようになったのです。
そこでGoogleは検索エンジンの仕組み(Googleの評価基準)に大幅な修正を行いました。
そういったGoogleの取り組みによって、現在では「検索ユーザーにとって最も有益な情報を提供できるサイト」が、検索結果ページに上位表示されるようになったのです。
SEOを実施する目的
検索順位が上であればあるほど、ユーザーからクリックされる確率が高く、サイトへ訪問してもらいやすくなります。
サイトへ訪問してもらうことができれば、そのサイトの本来の目的 『 コンバージョン 』(商品やサービスの購入・会員登録や資料請求・問い合わせや申し込みなど )を達成できる確率も上がります。
検索結果での上位表示をねらい、サイトへの集客を増やすこと、さらにサイトの本来の目的(コンバージョン)を達成させることがSEOを実施する目的です。
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3.SEOの重要性
SEOについて少し理解できたところで、実際にSEOを行うことでどのような効果が得られるのか、SEOの重要性について知っておきましょう。
SEOによって得られる効果
サイトへの集客を増やすことができる
Webサイトへの ユーザーの流入経路(どこからサイトへ訪問してくれるか) には以下のようなものがあります。
- 自然検索(検索エンジン)
- 有料検索(リスティング広告)
- SNS
- 外部サイト(被リンク)
上記の中で、 Webサイトへの流入経路として最も多いと言われているのが検索エンジンからの流入経路です。
インターネットで検索し、検索結果で表示された広告以外をクリック(自然検索)し、サイトへ訪問する人が多いということです。
こういったことから、SEOはより多くの人をサイトへ集客するために効果的であると言えます。
検索流入にコストがかからない
検索流入には自然検索と有料検索があります。有料検索とは先程少し説明しましたが、検索結果ページの上の方に表示されるリスティング広告のことです。
リスティング広告には費用が必要になってきます。クリック数が多いほどその分費用も発生するのです。だからと言って絶対的な効果が得られるとは限りません。
一方SEOだと、ユーザーにとって有益な情報を提供できるコンテンツを作成する必要はあるものの、費用は一切かかりません。
SEOには、費用をかけずに検索流入を増やすことができるというメリットもあります。
ブランディング効果がある
ブランディングとは、サービスや企業が顧客にとって価値のあるブランドと認識してもらう取り組みのことを言います。
SEOによって上位に表示されているサイトには信頼感があり、良い印象を持ちますよね。そうすると、そのサイトを運営しているサービスや企業の知名度も上がりイメージアップにもつながります。
顧客から信頼できる価値のあるブランドとして認識してもらうことによって、サービスや企業の継続的な利益の向上につながるといったメリットがあります。
4.SEO対策とは?
検索エンジンでの検索結果で上位表示させるために行うSEO対策とは、具体的にどのような対策のことを言うのでしょうか?
主なSEO対策の方法について、意味や目的など簡単に説明します。
コンテンツSEO
コンテンツSEOとは、質の高いコンテンツを作成し、より多くのコンテンツを 継続的に発信しながら、サイトの評価を高めることを意味します。
検索する人にとって役立つ情報を提供できる、良質なコンテンツを作ることが大切です。 そのためにはまず検索する人が求めているものは何か?を知ること。
- 検索する人の悩み、疑問は何か?
- 検索する人が解説したいことは何か?
- 検索する人が知りたい情報は何か?
良質なコンテンツを提供することでサイトの価値を高め、検索エンジンからの集客を増やすことがコンテンツSEOの目的です。
SEO内部対策
SEO内部対策とは、自社サイト内で行うSEOのことを意味します。
主なSEO内部対策としては以下のようなものがあります。
- 内部リンクの最適化
- タイトルや見出しタグの最適化
- 画像の最適化
内部対策は、検索エンジン(クローラー)にサイト内のコンテンツの内容を正確に認識し、評価してもらうことが目的です。
SEO外部対策
SEO外部対策は、サイトの外部から行うSEOのことを意味します。
外部対策は、 外部からのサイトへの信頼度を高め、検索ユーザーにとって有益な情報が得られるサイトであるということを、評価してもらうことが目的です。
被リンク数を増やすことで、サイトとしての価値を高めることができます。
主なSEO外部対策としては、SNSの活用が挙げられます。
SNSでの拡散によって、自社サイトが価値のあるサイトであるということを広めてもらうことができ、サイトへの集客を増やすことができるといったメリットがあります。
今回はSEOの意味や仕組み、目的などについて解説してきました。
SEOは『検索する人の気持ちを理解し役立つ情報を届けること』が基本。誰のために行うのかを常に意識しておくことが大切です。
WEBライターの仕事では、クライアント(依頼主)から『 SEO記事 』を求められることも少なくありません。
どんな依頼にも対応できるWEBライターになるためにも、SEOについての基本的な知識をしっかり身に付けておきましょう。
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