WEBライター初心者の収入ってどれくらい?本当に稼げるの?

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WEBライター初心者の収入ってどれくらい?本当に稼ぐ事はできる?

先日、ようやく昨年分の確定申告が終了した副業WEBライターの泉貴幸です。

これからまた一年間、収入増を目標にライティングしていきたいと思います。
さて、今回は「WEBライター初心者の収入」と題して、以下のような疑問をまとめてみました。

  • WEBライターだけで生計立てられる?初心者の収入はいくら?
  • 在宅のWEBライターは本当に稼げる?具体的な金額は?
  • WEBライター初心者ができる仕事は?収入はいくらぐらい?

あなたも同じような疑問を抱いていませんでしたか?WEBライターになりたいと思っている人が一番心配なのは収入です。

ネット上には「稼げる」や「稼げない」など、WEBライターに関する色々な記述が見受けられるので不安に思うのも無理はありません。

でも私の経験や現状から言えば「全員ではないけどWEBライターは稼げる」が個人的な真実です。


当記事では、WEBライター初心者の収入を私自身の体験談も交えてご紹介しいていきますので、是非最後までお読みいただき稼げるWEBライターになってください。


初心者のWEBライターが出来る仕事は?初心者の仕事内容と収入の目安!

「WEBライターは初心者だと稼ぐのは厳しい!」という言葉をよくネット上で見かけます。
初心者だった頃を思い返すと確かにその通りですが、だからといって全く稼げないという訳ではありません。

実績がないと稼げない?WEBライター初心者の仕事内容!

仕事に限らず、その道を目指したばかりの初心者(ビギナー)には、次のようなイメージが一般的です。

  • 熟練者(エキスパート)より作業の精度が悪い。
  • 動きに無駄がある。効率が悪い。
  • 給料は初任給で安い、ボーナスは期待できない

同じ道を何十年も続けている熟練者には、ほとんどの面において敵いません。

仕事であれば「初心者は慣れるまで簡単な作業から」が一般的な順番であり、WEBライターの世界でもある程度は当てはまります。

実績ない初心者は稼げない?

ライティングには、一本あたり数十万円という高額案件もあります。

しかし、ほとんどの高額案件は実績あるWEBライターや有名ライターが作業していると思ってください。
例えば、

  • 地域のフリーペーパー(WEB版)
  • 新聞の記事、または新聞社のWEB記事
  • 電子書籍
  • 企業HPや販売サイト

など、色々な媒体があると思いますが、どのサイトでも最終的に記事作成してもらう人を決めるのは依頼主(クライアント)です。

「ライティングの仕事をください!」とお願いするところまでは可能ですが、経験がない以上は契約するのはかなり困難です。
実際に私も、WEBライターを始めた当初は全く稼げない状態でした。

まずは、初心者でも仕事しやすいクラウドソーシングサイトを利用して初心者でも可能な仕事を見つけてみましょう。

初心者WEBライターができる仕事内容は?

前項でご紹介したクラウドソーシングサイトなら、初心者でも比較的簡単に仕事を得ることができます。

ただし、どんな仕事でも受けられる訳ではありません。

アンケートやモニター調査、ネーミング、そして単発のタスク案件といったものならWEBライター初心者でも応募可能な案件が多数掲載されています。

アンケート

商品・サービス・サイト内容などを見て率直な意見を収集することを目的とした仕事依頼です。
募集人数は100名を超えることも多く気軽に誰でも回答することができます。

クラウドソーシングサイトのランサーズによると支払われる報酬相場は10~3,000円くらいとなっていますが、初心者でも回答可能な案件は数十円単位がほとんどです。

モニター調査

実際に、商品やサービスなどを利用することで報酬が発生するお仕事です。もちろん、利用後は感想などを求められます。
こちらもランサーズを参考にするとアンケートと同じく10~3,000円くらいの報酬額が相場です。

タスクのライティング

1件〇〇円というタスク型のライティングも、WEBライター初心者向けの案件です。体験談や簡単なブログ記事が多く、報酬を得やすいお仕事になっています。

ランサーズで紹介しているライティングの価格相場は0.5~5円ですが、タスク型の報酬は安く文字単価換算で0.1円という価格も珍しくありません。

実績ないWEBライターの作業単価や文字単価は安い!

ご紹介してきたお仕事は比較的簡単に報酬へと繋がります。
しかし、作業単価や文字単価がかなり安い設定なので多くの案件をこなさなければ安定した収入には繋がりません。

WEBライターの収入の相場は?初心者だとどれくらい稼げる?

収入はWEBライターによって大きく異なります。例えば実績豊富で有名なライターであれば年収500万円以上という人もいますし、「月数万円稼ぐのもやっとだ」というWEBライターもいるでしょう。

初心者の場合は、月3~5万円くらいが収入相場と考えてください。

実際に私も「ようやく稼げるようになったかな?」と感じた頃は4~5万円位の月収でした。
ですが、収入が増えたのは仕事量を増やしたからではありません。逆に仕事の本数は大きく減少しています。

仕事が減っているのに収入が増えている

こういった現象が起きたのにはしっかりした理由があります。

文字単価は初心者の収入を大きく変える

前項のような現象が起きた最大の要因は、文字単価の上昇です。同じ文章量や時間をライティングに費やしても、単価が高ければ報酬額は上がります。

文字単価が、どれだけ収入に影響を及ぼすのかについてを、分かりやすく何通りかのパターンでご説明しましょう。

下の表は「文字単価による報酬額の違い」を表したものです。

文字数文字単価
0.5円
文字単価
1円
文字単価
2円
1,000文字500円1,000円2,000円
2,000文字1,000円2,000円4,000円
3,000文字1,500円3,000円6,000円

同じ文字数でも、0.5円~1円の僅かな差で報酬額が倍になっていくことが分かりますよね。

つまり、仕事量を増やすより文字単価を上げていく方が効率よく稼げるということです。

WEBライター初心者は高額案件を請けられない!

WEBライターのお仕事の中には、1文字5円、更には10円以上にもなるライティング案件が存在します。
しかし、高額案件の場合は豊富な実績や高いスキルを求められる為、初心者が請ける事はかなり難しいでしょう。
初心者が請ける簡単な仕事は0.2~0.5円くらいが多いので、当面の間、目指したい文字単価は1円が目安です。

いつから単価や収入が上がるの?

では一体いつ頃から単価が上がって稼げる様になるかをご説明していきましょう。WEBライターを始めて間もない時期は、

  • ライティング速度が遅い
  • WEBライターに慣れてない

というのがあるので思うように稼ぐ事はできません。受注できる仕事も0.2円~0.3円とかなりに安い案件ばかりです。

WEBライター歴文字単価ライティング速度想定月収
1~6ヵ月0.2~0.3円1,000文字/h24,000~36,000
7~12ヵ月0.2~0.5円1,500文字/h36,000 ~90,000
1~2年0.5~1円1,500文字/h 90,000~180,000
2~3年1円~1,500文字/h 180,000~

※上記は1日6時間で作業日を20日で計算しています。
※文字単価、ライティング速度、想定年収は目安です。

初心者の1年目は、上記のように前期が2~3万円、後期に入り3~5万円、最大で月9万円くらいが収入の目安です。

文字単価0.5円で月収90,000円は厳しい


文字単価0.5円で90,000円稼ぐ為には、月間で180,000文字のライティングが必要です。
仕事出来る日を20日と仮定した場合、1日あたり9,000文字となるので初心者にはきついですし、副業WEBライターには難しい範囲です。

その後、諦めずに実績(経験)を増やし、スキルも磨いていくと以下のようになります。

  • 文字単価が高い案件を受注できる
  • 作業効率が良くなりライティング速度が上がる

これは、コツコツ続けていくことで得られた最大の報酬といっても良いでしょう。

WEBライターを始めて半年後くらいから徐々に高単価案件が受注でき、尚且つ短時間で作業するできるようになります。

劇的に変わるのは、実績が出来てきた1年後くらいが目安です。この時期に、多くの提案をクライアントにしていけば受注する確率もぐんと上がります。

WEBライターの仕事は計算通りにならない!

上の表はあくまで計算上の結果です。実際には、クライアントとの連絡や調査時間、更には画像編集なども加わってくることがあるので計算上の月収額より下回るケースも少なくありません。

WEBライターの収入は自分次第?WEBライターの収入の仕組み!

全てのWEBライターが、前項でご紹介した内容通りにはなりません。人によって作業時間は異なりますし、そもそも副業だった場合には、1日6時間は難しいと思います。

結局、WEBライターの収入に関しては自分次第という一面があります。

下のモデル月収を基に、今の自分の状況から各要素の実測値を出してみると、収入の仕組みや最適な方法が見えてきます。

文字単価文字数/h作業時間月収
1円1,000文字20日(1日2時間)40,000円

文字単価

文字単価は報酬を決める大切な要素です。文字単価が高いと少ない文字数でたくさんの報酬を得られますが、安い場合は逆に多くの文字を必要としてしまいます。
その証拠に、モデル月収の文字単価を1円から3円に引き上げると、以下のように月収は劇的に変化します。

文字単価文字数/h作業時間月収
1円1,000文字20日(1日2時間)40,000円
3円1,000文字20日(1日2時間)120,000円

執筆スピード

次は、執筆スピード(文字数/h)です。文字単価や作業時間を変えることが出来ない人は、執筆スピードを中心に鍛えると月収アップに繋がります。

文字単価文字数/h作業時間月収
1円1,000文字20日(1日2時間)40,000円
1円3,000文字20日(1日2時間)120,000円

タイピング速度を上げるだけでなく、効率も考えていてください。例えば、便利なツールを使用した作業効率アップも、結果として執筆スピードを上げることになります。

仕事量

文字単価と文字数を上げるのが無理なら、仕事量(作業時間)を増やすという方法もあります。
モデル月収の作業時間を2時間から4時間にアップしてみます。

文字単価文字数/h作業時間月収
1円1,000文字20日(1日2時間)40,000円
1円1,000文字20日(1日6時間120,000円

すると、先ほどの執筆スピードを上げた時と同じで、報酬は倍の120,000円になりました。

まとめると、どれか一つの要素を変えるだけでも報酬額は上がるという事です。

まずは、自分のできる範囲をしっかり把握し、可能な部分(文字単価や執筆スピードなど)を引き上げていくと良いでしょう。
これは、結果的に納品数を増やすことにも繋がります。納品本数が増えれば当然ながら月収はアップしていきます。


1ヵ月にこれだけは稼ぎたい!目標収入を得るための具体的な仕事量!

WEBライターの仕組みは理解頂けたでしょうか?そこで次は、収入額別(月5万円・月10万円・月15万円)に詳しくみていきます。

月5万円稼ぐために必要な仕事量と費やす時間は?

月5万円なら、副業WEBライターや主婦WEBライターが目指す金額です。
しかし、同じ5万円でも状況によって仕事量や費やす時間が大きく変化します。
副業WEBライターをモデルにした月収例を用意したので、こちらを基にご説明していきましょう。

文字単価1円
文字数(1時間あたりの文字数)約833文字
作業時間60時間(1日3時間で20日稼働)
月収50,000円

時間制限のある副業WEBライターや主婦ライターの場合は、単価アップを目指したいところですが、初心者ならまず文字数アップや作業時間短縮から考えてみると良いでしょう。

文字数を約833文字から1,000文字にした場合
・1円×1,000文字×約50時間=約5万円

作業時間を60時間から30時間にした場合
・1円×約1,666文字×30時間=約5万円

そもそも副業WEBライターや主婦WEBライターの場合は、本業の人に比べると時間の制約は厳しい傾向にあります。

特に初心者のうちは、文字単価アップは見込めないので文字数アップと時間短縮で5万円を目指しましょう。
ですが、もし文字単価が2円と3円とアップした場合は、仕事量が大きく変わります。

文字単価を2円にした場合
・2円×約416文字×60時間=約5万円

文字単価を3円にした場合
・3円×約277文字×60時間=約5万円

1時間当たり416文字、277文字は楽勝だと思います。これだけの単価が貰えるようになったのなら、文字数を増やして収入アップも見込めます。

月10万円稼ぐために必要な仕事量と費やす時間は?

月10万円は副業WEBライター、もしくはもう少し頑張ると本業WEBライターになれそうな金額です。

実際、筆者の泉貴幸も月10万円くらいです。副業WEBライターであれば満足できる金額だと思いますが、余裕を持って稼げるかどうかは別の話です。

文字単価1円
文字数(1時間あたりの文字数)約1,666文字
作業時間60時間(1日3時間で20日稼働)
月収100,000円

初心者で月10万円稼ぐ場合は、「文字単価1円の60時間」という設定だとかなり厳しい文字数になってきます。

1時間あたりの文字数について

WEBライターの仕事には、調査と文章校正も含まれることがあります。したがって、ライティングのみの速さは、文字数(1時間あたりの文字数)の参考スピードにはなりません。

逆に、本業ならこれくらいのスピードは求められるかもしれません。もし、この文字数が多いと感じるなら文字単価アップも検討した方が良いでしょう。

文字単価を2円にした場合
2円×約833文字×60時間=約10万円

ちなみに私の場合は文字単価3円を頂いているので、

文字単価を3円にした場合
・3円×約555文字×60時間=約10万円
※実際は異なります

くらいの仕事ですね。時給換算すると1,665円になります。
本業を目指すなら、時間短縮を考えて他の仕事ができる時間的余裕も作らないといけません。

例えば文字単価1円の状態で、作業時間を30時間や20時間に短縮すると以下のようになります。

作業時間を30時間にした場合
・1円×約3,333文字×30時間=約10万円

作業時間を20時間にした場合
・1円×5,000文字×20時間=10万円

さすがに、20時間の短縮はかなり厳しいと思います。こういった場合には単価アップを目指した方が得策です。

全体的に見ると、単価1円で10万円は少し厳しくなっていくというイメージです。そろそろ単価アップ交渉したり、高単価案件を探すタイミングかもしれませんね。

月15万円稼ぐために必要な仕事量と費やす時間は?

月15万円までくると、本業WEBライターも入ってくるレベルの金額です。
しかし、15万円を安い単価で達成するのは困難なので単価アップ、もしくは作業時間で調整していきましょう。

文字単価1円
文字数(1時間あたりの文字数)2,500文字
作業時間60時間(1日3時間で20日稼働)
月収150,000円

1時間あたり2,500文字が、きついようなら作業時間を増やしてみてください。

作業時間を80時間(1日4時間で20日稼働)した場合
・1円×1,875文字×80時間=15万円

これでも厳しいようなら、

作業時間を100時間(1日5時間で20日稼働)した場合
・1円×1,500文字×100時間=15万円

でも良いでしょう。しかし1日5時間は副業WEBライターにはちょっと辛いと思うので、土日の作業時間確保や文字単価アップを検討する時期です。
文字単価を2円にすれば、

文字単価を2円にした場合
・2円×1,500文字×50時間=15万円

と作業時間が大幅に減少します。本業WEBライターを目指す人も同じです。
おそらく、月15万円以上が目標となってくるので時間短縮や文字単価アップは必要です。

今後、WEBライターとして効率良く稼いでいくなら、文字単価、文字数、作業時間はしっかり把握しておかないといけません。文字単価は僅か数円もしくは数十円レベルです。
しかし、1件あたりのライティング文字数は数千、数万文字に達することもあります。
僅かな金額差でも、最終的には大きな金額差になるということを忘れないようにしてください。

初心者でも稼げる!WEBライター初心者が収入をアップする方法!

最後に、初心者が収入するアップする方法についてご紹介します。

ここまでお読みになったのであれば、おそらく薄っすらと「WEBライターで稼ぐ方法」が見えてきたいと思いますが、確認の為にもう一度整理しておきましょう。

効率良く仕事をこなしていく

文字単価、執筆速度、作業時間、収入目標の数値を把握して効率良い仕事を心がけていくことが大切です。
例えば私の場合は、副業ですから死守すべきは作業時間、ここだけは本業レベルまで引き上げることはできません。

つまり、収入を増やす為には単価と執筆速度を絶えず見直すことが重要になってきます。

無理なスケジュールは、体調不良やモチベーション低下などを招く原因になりかねませんし、最後はクライアントにも迷惑をかけてしまいます。

スキルアップを忘れない

これは、WEBライター初心者に限らずどんな仕事にも言えることです。前項の「効率良く仕事をする」や「単価アップ」を目指すなら、スキルアップはいつも意識してください。
例えば、ジャンルを増やす、SEOを学ぶなどもスキルアップの一つです。

スキルと言っても色々なものがあるので「どれから手を付けたらいいの?」と迷うかもしれません。
以下のページには初心者に必要なスキルや稼げるまでのステップなどをご紹介しています。

私自身の経験を基に書いているので是非参考にしてみてください。

※参考ページ以下のページへのリンク挿入

WEBライターってホントに稼げるの?私が稼げる様になるまでの方法


今回はWEBライターの収入について詳しくまとめてみました。私も初心者スタートだったので、自分で学んだり、クライアント様のフィードバックから知識やスキルを身に付けていきました。
もし、当ページを見て得られるものがいくつかあったなら幸いです。

稼いでいるWEBライターはたくさんいます。しかし、そういった姿を見て焦るのではなく一歩ずつ進んでいくことが大切です。
小さな案件でも報酬になれば、すでにWEBライターとしての一歩を踏み出した証!コツコツ続けていけば、きっとあなたも稼げるWEBライターになれるはずです。

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