文章力がない人でも大丈夫!文章力を磨く5つの方法とポイント
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副業WEBライターの泉貴幸です。
日常会話の中で「私、文章書くの苦手だから・・・」という言葉をよく耳にします。
ネット上にも、
- WEBライターに必要な文章力をアップさせる方法ってあるの?
- 文章力がない・・・どうしたら身に付けられるの?
- つい文章が長くなってしまう!文章力がないのが原因?
という疑問や悩みが掲載されているので、文章力がないと悩む人は意外と多いのかもしれませんね。
そこで今回は「文章力がない人でも大丈夫!」と題して、磨く方法やポイントを詳しくまとめてみました。
文章力が身につくと、ライティングもだんだん楽になってきます。
是非最後までお読みいただき、良い記事がたくさん書けるWEBライターになってください。
文章力はどうすれば身に付く?文章力がある人とない人との違い
文章力を身につける為には、何か特殊な勉強が必要と思っている人もいるようです。
しかし、私も含め、多くのWEBライターは初心者からスタート!正直なところ、ぶっつけ本番という人が多いのではないでしょうか?
文章は書けば書くほど身に付くもの
文章力は、書いていくと自然に身に付いていくものです。最初は誰だって上手に書く事はできません。
子供の頃から文章が苦手という人もいるでしょう。
このページを書いている私も、WEBライターになった当初は文章力がない人間でした。
文章の悪いところを指摘されたり、タスク案件で拒否されたこともあります。
だからといって諦めたらWEBライター業は成り立ちません。
文章力がないと悩むあなただって、書き続けていれば必ず文章力が身に付いていきます。
そもそも文章力とは?良い文章とはどんな文章?
書くための能力、文章で表現する力を文章力といいます。文章力が高ければもちろん良い文章が書けますし、作業効率も変わってくるはずです。
文章力
文字を書く力、能力。
weblio辞書「実用日本語表現辞典より」
「良い文章ってなに?」と、聞かれたら少し答えに困りますよね。こういった時は、読者側から考えてみましょう。
すると、以下のようにいくつか答えが出てきます。
- 説得力がある
- 人の心を打つ
- 分かりやすい
主にこの3つが良い文章に当たります。
よく、難しい言葉やカタカナを多用する文章を見かけますが、人に読んでもらう時には「理解しやすい文章」が鉄則です。
「難しい言葉ばかりの文章=良い文章」とは限りません。
ただし、文章の種類によっては求められる定義が若干違います。ちなみにWEBライターの場合は、
- 最後まで読んでくれる
- キーワードが適宜に入っている
- SEO対策が取られている
も重要になってきます。読者が有益に感じる、依頼主が納得するものこそが良い文章です。
文章力がある人とない人の違いは?
文章力がある人とない人では、大きな違いがあります。ただ、大きいとはいえ「その程度?」と思うくらい些細なことです。
ちょっとした工夫や、意識的に気を付けるで十分文章力ありになれます。
「多くの文章を書ける=文章力あり」という解釈はちょっと違います。
何故ならダラダラ長い文章だと、最終的に何を伝えたいのかが分からなくなってしまうことがあるからです。
一文は、40文字程度が目安と言われています。
むしろ短い内容で、伝えたいことを簡潔にまとめてくる人の方が文章力ありと言えるでしょう。
テンポよく短い文章で正確に伝えている。
しっかりした構成のもとで、表現豊かに書ける人は文章力がある証拠です。
また、WEBライターの仕事は「ある程度ターゲット(読み手)を絞りつつ、理解できる文章作成」が大半を占めています。
1.短い文章で正確に伝えてくる
2.しっかりとした構成で表現豊かに書ける
3.誰が読んでも理解できる
さきほどと逆の人です。読者を意識していない、何を伝えたいのか分からないと感じる文章を書く人は、文章力がないと評価されてしまいます。
例えば、
今日は〇〇でした。出掛けた先で〇〇でした。明日も行こうと思いました。
このように「~した」が連続すると読みづらいと感じませんか?
読み手を意識せず「伝えたいことをただ文字に起こしただけ」は、良い文章とは言えません。
更に、文章力がない人は「こそあど言葉」を高い頻度で使用してきます。
こそあど言葉とは、「これ・それ・あれ・どれ」といった指示語で、便利な反面、使い方を間違えると意味不明な文章になります
1.読み手を全く意識していない
2.伝えたい事が整理できていない
3.こそあど言葉をよく使う
文章力がないのはどうして?考えられる3つの原因
文章力がない原因として考えられるのは次の3つです。
原因なんて知ったところで・・・と思うかもしれませんが、原因究明は大切です。
むしろ原因が分かっていれば、対処法となるコツやポイントはハッキリ見えてきます。
1.文章を書く事に慣れていない
未経験のことはいきなり上手にできません。
例えば、今まで野球一本だった人、が急にサッカーを始めてもレギュラーを勝ち取るのは困難だと思います。
家庭で作る料理だって、失敗を重ねて上達していくものです。
文章も同じです。
そもそも文章を書くことに慣れているのかという点から分析してみてください。
今まであまり文章を書く機会がない生活を送っていたなら、いきなり良い文章を書くのは困難です。
むしろ上手に書けないのは、当たり前かもしれません。
- 作文を書く機会がたくさんあったか?
- 仕事で報告書や提案書などを作成していたか?
- 日常生活の中で手紙を書くか?
- ブログやホームページなどを持っていたか?
を思い出してみれば、答えはすぐ出ると思います。
生活する中でどれくらい文章を作成しているのかは、文章力に大きな影響を与えます。
2.文章を読む量が少ない
普段から文章をあまり読まないという人も、文章力はなかなか向上してきません。
言葉や言い回しのバリエーションを増やしていく為には、新しい知識を取り入れていく必要があります。
その新しい知識の取入れに適しているのが文章を読む事なのです。
しかし、何もしなければ「自分の知っている言葉と言い回し」だけの文章になってしまいます。
新聞、雑誌、本、ネットニュースなどに掲載されている他人の文章を読まなければ文章力向上は見込めません。
あなたの生活に「文章を読む」が入っていなければ文章力アップは期待できないでしょう。
3.書く内容を整理できない
伝えたいことがはっきりしていても、相手に伝わらなければ全く意味がありません。
最近、テレビのインタビューを受けている人の話を聞いていると、
「~なので、~なので、~するので」といった話し方をする人が多く見受けられます。
正直なところ、「この人は何を言いたいのだろう」という感じです。
文章もある程度、頭の中で整理して「最終的に何を伝えたいのか」を明確にしないとバラバラな文章になってしまいます。
伝えたい事が複数ある場合は、無理せず一つずつ文章にすればOKです。
無理やり一つの文章にすると、支離滅裂の長文になるので注意してください。
良い文章が書けるようになる!文章力を磨く5つの方法
WEBライターは、誰でも簡単に始められる仕事です。しかし、良い文章が書けるWEBライターになる為には、文章力を磨かないといけません。
今までの日常生活をちょっと変えて、文章力を磨く5つの方法を取り入れてみてください。
1.多くの文章に触れる
とにかくたくさんの文章に触れるようにしてください。
最初のうちは文章に触れる癖がついていないので、大変かもしれなせん。
しかし、自然と文章に触れるクセがついたらどんどん文章力は上がります。
文章に触れることは、
- 仕事(ライティング)が行き詰まった時
- 良い表現が思い浮かばない時
にも効果的です。意識的に多くの文章に触れるようにしましょう。
他人の文章を読むのなら、新聞や雑誌、そして書籍などがオススメです。
記事にふさわしい表現方法はどれなのか?と、適切な表現方法を探す為には、数多くの文章パターンを蓄積させておく必要があります。
2.とにかく文章をたくさん書く
文章力を上げる為には、とにかく文章をたくさん書いてください。
文章を書いていくうちに、文章の型が作られていきます。ブログ、日記、手紙、どんな方法でも構いません。
日々の地道なトレーニングが文章力をアップさせていきます。
その際、文章を書く習慣を身に付けることを最優先に考えてください。場合によっては、すごいなと思う文章を書く写しても良いでしょう。
日頃から文章を書くことは、文章に慣れる、文章力アップ、どちらにも有効な方法です。
文章作成の練習をするときは、色々な表現方法を使ってみてださい。「だ・である調」と「です・ます調」の文章をそれぞれ作るという方法も文章力アップに繋がります。
3.読者を意識しながら文章を書く
前項のトレーニング(とにかく文章をたくさん書く)の応用編と考えてください。
WEBライターが作成する文章は、将来誰かが読むものです。
書きたいように書くのではなく、読者を意識して文章を書いてみましょう。
他人の文章を読んでいると「ここは違う表現の方がいいな」とか「これじゃあ理解しづらいな」という文章があると思います。
まさしく、読者は同じような視点で読んできます。
文章に、読者の求めている答えが分かりやすく説明されているのかという点を意識して文章を書いてみましょう。
読者の想定を「漢字が苦手な人」に設定すると、分かりやすい文章を作成する練習になります。
他にも、年齢、性別、職業などを予め設定すれば読者を意識した文章作りができます。
4.分からない言葉はすぐ調べる
文章を読んでいると突然分からない言葉が出てきます。
もし、出てきた時はそのまま放置するのではなく、その場ですぐ調べておきましょう。
もし、辞書を持っていないということなら、インターネット上に公開されている辞書でも大丈夫です。
万が一、すぐに調べられない時はメモを取っておいてもいいかもしれません。
分からない言葉を蓄積して、時間がある時に調べるというのもありです。
5.自分が書いた文章を読んでもらう
自分で書いた文章を読んでもらいましょう。最初はちょっと恥ずかしく感じるかもしれませんが、すぐに慣れるの大丈夫です。
- 家族
- 友人(可能であれば)
をメインに頼んでみてください。実際の仕事になれば、依頼主も文章を慎重にチェック!場合によってはフィードバックしてくれます。
第三者視点の貴重な意見です。
チェック時にもらえた指摘や改善提案は、真摯に受け止めてください。
仕事をしながら悪いところや癖が見つかるので、今後の文章作成に役立ちます。
自分自身による読み直しも大切です。なかなか見つからないミスも多いので、何度も読み直すようにしてください。
文章を書く際のコツやポイント&おすすめの本5冊
最後に文章を書く際のコツとポイント、そしてオススメの本を5 冊ご紹介します。
文章を書く際に覚えておきたいコツやポイント
「〇〇さんは、技術はあるけど要領が悪いな・・・」、こういう人っていますよね。
コツやポイントを抑えておかないと仕事は効率良く進みません。
自分に備わった技術、すなわち文章力を最大限に発揮する為にも、文章作成のコツやポイントをしっかり覚えておきましょう。
テーマと内容、そして書き方(構成)を決めてから、本文に入るようにしてください。
文章作成の基本です。
テーマや内容の決定を後回しすると、全体的な流れが崩れ、最終的に何を伝えたいのかが分からなくなってしまいます。
記事の繋がりも悪くなり、何度も修正することになるので要注意です。
テーマをあとで考える、もしくは書きながら考えるはやめましょう。
自分が読みやすい文章ではなく、読者が読みやすく感じる文章作りを心掛けましょう。特にWEBライターの場合は、収益を目的とした記事作成がメインです。
個人的なブログと違って、訪問した読者が、
- 読みやすい
- 最後まで読みたい
- 分かりやすい
と感じる文章を作成しないといけません。その為に必要なのが文章力です。
難しい言葉を避けつつ、箇条書きや段落を上手に使って分かりやすくすることが読みやすい文章を作るコツです。
「気になったところは今すぐ修正したい」と考える人は、かなりいると思います。
私もその一人。
ですが、とりあえず文章作成が終わるまで修正は我慢しておきましょう。
「です」を「します」に変えるといったほんのわずかな修正も、
前後の文章を「~します」にしていたから、「~します」が三回続くおかしな文章になってしまった!
といったことを招くおそれがあります。
誤字脱字をちょっと修正するくらいなら良いかもしれませんが、前後の文章に影響を与えるような修正は最後に行うようにしましょう。
納品後に再度修正が出ると、スケジュールが大幅に変わってしまいます。
スケジュール通り進める為にも、修正後は必ず文章を読み直してください。文法上のおかしな部分や誤字脱字が残されていることもあります。
文章力の向上に役立つおすすめの本5冊
最後に、WEBライターなら一冊は持っておきたい本を5つご紹介します。
文章力に不安を抱えている人、そして更なる文章力向上を目指す人にはオススメの本です。
「本を一冊買ってみよう」と思った時は、せっかくの機会なので「WEBライター関連」の本を選んでみてはいかがでしょうか?
「超スピード文章術(10倍速く書ける)」
出典 ダイヤモンド社
定価:1,500円+税
執筆スピードだけでなく、何を書くかなども詳しく解説した文章術を紹介しています。
どんな文章にも役立つのでオススメです。
「買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則」
出典 明日香出版社
定価:1,500円+税
文章作成時に役立つ101のテクニックを紹介しています。
収益絡むWEBライティングにはオススメの本です。
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」星海社新書
定価:840円+税
自分の気持ちや考えをどう文章で伝えるのか?を現役ライターが丁寧に講義してくれます。
お手頃価格なので最初の一冊にオススメ。
「どう書いたらいいの?!がなくなるWeb文章の書き方」ごきげんビジネス出版社
honto価格:1,540円(税込)
WEB文章ならこの一冊。基本から応用までの文章術を紹介しています。
WEBライティングに特化しているのでオススメです。
「「うまく」「はやく」書ける文章術」日本実用出版社
出典 紀伊國屋書店
紀伊國屋書店価格:1,540円(税込)
仕事、HPなどで使うあらゆる文章を5つのステップで解説するライターの教本です。
今回は「文章力がない!」をテーマに、詳しくまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
文章力を身に付ける為には、色々な努力が必要です。
でも、日常生活の中に少し取り入れる程度の勉強なので、あまり負担にはならないと思います。
まずは、本を一冊購入!でもOK、焦る必要はありません。
記事作成しながらでも文書力は上がります。文章作りのコツやポイントをおさえながら少しずつ文章力向上を目指していきましょう。
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