WEBライターが注意すべき企業・依頼主・クライアントの7つの特徴

WEBライターが注意すべき企業・依頼主・クライアントの特徴7つ!

副業WEBライターの泉貴幸です。ライター業をする中で、いつも苦労するのが仕事の確保ではないでしょうか?

高単価案件を中心にどんどん提案していきたいところ・・・

しかし、はじめて受注する企業などの依頼主が信頼できるのかと気になる人も多く、以下のような不安に駆られている人も少なくありません。

  • WEBライターの仕事ってどれも安全?注意すべき企業は?
  • 悪質な企業や依頼主を見分ける方法は?
  • WEBライター始めたけどどうやってクライアントを探すの?

私が仕事の主体にしているのは、クラウドソーシングサイトです。気軽に仕事が取れる反面、クライアントとのトラブルも多いという特徴もあります。

そこで当ページでは、「WEBライターが注意すべき企業・依頼主・クライアントの7つの特徴」と題して、見極める方法などを詳しくまとめてみました。

見極める方法さえ分かれば、いい案件が取れるようになってきます。

これから先、WEBライター業で安定的に稼ぐにもしっかりチェックしておきましょう。


WEBライターが仕事を受注する際に注意すべきこととは?

条件が良い案件を見ると、どうしても飛びつきたくなりますよね。

でもちょっと待ってください。

受注する際には仕事内容をはじめ、業、依頼主、クライアントといった発注元の確認も怠ってはいけません。

仕事内容についての確認

仕事を選ぶ際には「単価で選ぶ」といった一点で決めるのではなく、総合的に判断することが大切になってきます。

確認すべきは次の5つです。

納期

仕事の成果物(記事)を納める期限です。今置かれている状況を基に「納期までに間に合うか」を冷静に判断してください。例えば、

  • ライティングに費やせる時間
  • 執筆スピード
  • そもそも内容的に可能なのか

は納期を左右させる要因です。WEBライターの報酬を増やしたいという気持ちをちょっと抑えて考えてみるとよいでしょう。

せっかく仕事をもらえても、納期を守れないようでは意味がありません。

納期を大幅に超えてしまうと、クライアントとトラブルになる可能性が出てきますし、最悪の場合、あなたの評価も落ちてしまいます。

納期が短いけど仕事がしたい時は?

納期が短いけど「どうしてもやりたい」という案件は、納期延長の事前交渉がオススメです。
ただし、後々トラブルにならない為にも依頼内容全ての確認は怠らないようにしましょう。

納品方法

WEBライターの書く記事は、色々な方法で納品します。私の場合は、テキスト、Word、Wordpress入稿、スプレッドシートなどで納品してきました。

まずは、指定された納品形式に対応できるアプリケーションが、パソコン内にインストールされているかどうかを確認しておきましょう。

もし、無い場合は、アプリを入手しないといけませんが、その際には以下の点に注意してください。

新しいアプリ入手時の注意点

・納期までに新しいアプリを使いこなせるか?
・アプリがパソコンに対応しているのか?
・パソコンの処理速度が著しく低下しないか?

納期に余裕がある時は、勉強すればなんとか対応できることもあるでしょう。しかし、契約して数日以内といった短期間の場合は要注意です。

契約後に「やっぱりできません」は絶対にNGです。

自らトラブルを招くような行為は、できる限り控えるようにしてください。

文字数

クライアントから仕事を受注する際には、必ず文字数をチェックしておきましょう。

依頼内容には「最低〇〇文字」や「〇〇文字以上」と書かれているケースが多く、その文字数を下回ることは原則許されません。

文字数確認時の注意点

・時間的に可能な文字数設定になっているか?
・単価が低いにも関わらず文字数
が多くないか?

上記2点は必ずチェックしておきたいところです。

万が一、依頼主(クライアント)の手違いで、文字数に関する記述がなかった場合には事前に確認しましょう。

記事の内容

記事の内容は必ずチェックしておきましょう。確認するのは以下の3つです。

  • ジャンル
  • 作業範囲(見出しは作るのかなど)
  • ルール(構成や表現方法)

この中で特に見落としがちなのはルールです。「です・ます調」と「だ・である調」、そして「第三者視点で作成」など色々な決め事があります。

当然ですが、こういったルールは依頼主ごとに違います。

表現方法を間違えると最悪の場合、全て書き直しになってしまうので要注意です。

報酬額

ここで確認してほしいのは「最終的な報酬額」です。例えば、クラウドソーシングサイトの場合、利用手数料や振込手数料などが差し引かれます。

この金額を引いていくらなのかは必ずチェックしておきましょう。

また、

  • 文字数超過分の取り扱い(追加支払いの有無)
  • クラウドソーシングサイト利用手数料をどちらが負担するか
  • そもそも仕事に見合った単価設定になっているのか?

も重要です。前項と同様、受注する前に確認しておかないとトラブルの原因となります。

特に「文字超過分の取り扱い」は、必ず確認すべきチェック項目です。聞かなければそのままというケースもあるので注意してください。

仕事内容について

クライアントによって、納期、納品方法、文字数、記事の内容、報酬は異なります。
新しい仕事を受注する際には、面倒だと思わずしっかりチェックしておくことをオススメします。

発注元の企業をしっかり見極める

仕事内容と同時に確認してほしいのが発注元の企業です。

高単価だから優良企業、低単価だから悪質な企業と決めつけるのは危険です。

むしろ、飛びつきたくなるほどの高単価案件は慎重に見極めてください。

多くのWEBライターが利用しているクラウドソーシングサイトの場合は、各クライアントの表示から「法人・個人」や「業種」などが確認できます。

クラウドソーシングサイトは、仲介役(サイト)がいるので比較的安全です。

しかし、クラウドソーシングサイトを使わずに直接取引となれば、高単価と共にリスクも大きくなります。

しっかり見極めないと地雷案件を踏むこともあるので注意しておきましょう。

地雷案件とは?

危険な案件のことです。報酬が貰えない、なかなか記事が承認されないなど、もはや利益計算ができません。
WEBライターの仕事に中には、こういった地雷案件と呼ばれるものが少なからず存在します。


WEBライターとクライアントとの間で起こるトラブルは?

仕事にはトラブルがつきものですよね。これはWEBライターも同じです。

WEBライターの場合、トラブルのほとんどは「企業(クライアント、依頼主など)」との間で発生します。

クライアントとのやり取りでよくあるトラブル

揉め事は誰も望みません。しかし、ちょっとしたことが大きな問題に発展することもあります。

自ら渦中に飛び込むことがないよう、よくあるトラブルを確認しておきましょう。

報酬の未払い

記事を納品しても、報酬を支払ってくれないクライアントもいます。今まで費やしてきた時間と労力が全て無駄になるので要注意です。

払わないケースは主に次の二つです。

  • 記事を納品したけど無視
  • 何かとダメ出ししてくる
  • 音信不通になってしまう

クラウドソーシングサイトの場合は、各サイトで何らかの対策を取っているので比較的安心ですが、サイトを介さず仕事をする際は十分気を付けてください。

クライドソーシングも100%安全ではない

クラウドソーシングサイトも100%安全という訳ではありません。詐欺、勧誘などは絶えず発生しており、その都度サイトが対応している状況です。

記事の無断使用

著作権に関わる問題です。そもそも著作権を譲渡している場合には問題ありません。

しかし、著作権を放棄していない記事を無断で使用するクライアントも存在します。

先ほどの「報酬を支払わない」というケースでも無断使用があるので要注意。

お金を払わずに、記事だけ自分のものにするという悪質なケースです。

連絡が取れない(音信不通)

突然、連絡が取れなくなります。ほとんどの場合、その先に待っているのは報酬の未払いです。

クラウドソーシングサイトでもよく見かけるトラブルの一つです。

連絡が取れなくても慌てる必要がないケース

災害、通信トラブル、事故、そして急用などで突然連絡が取れなくなることもあります。

もし、連絡が取れなくなったクライアントが今まで普通に取引できていた人なら少し待ってみてください。

要求が多い

受注後に要求が多い、こういったトラブルもよくあります。

  • 何度も修正依頼される
  • 依頼内容以外の仕事を要求される
  • ルールがどんどん追加される

といったケースです。あまり要求が多いとライティングが進みませんし、時間がかかれば「割に合わない仕事」になってしまいます。

【トラブル事例】こんなクライアントには注意!

次は実際に起こったトラブル事例をご紹介していきたいと思います。「私は大丈夫だよ」という考えはよくありません。

WEBライターなら、ほとんどの人は一度くらいは経験しているはずです。

ちなみに私も何度か経験しています。

仕事完了後の音信不通

これは私が体験したものです。クライドソーシングサイトにあるプロジェクト案件を作業して発生しました。

事前に提案し見事当選して仕事を始めたのですが、納品後に突然連絡が取れなくなります。

1ヵ月以上待ったのですが音沙汰なし。サイトにアクセスした形跡もなく連絡がくる気配がなかったのでサイトに連絡しました。

しばらくして連絡が取れたのですが「忘れていた」とのこと。

この時は、何とか報酬を得られたのでラッキーだったと思います。

文字単価が違う

他のライターさんが体験した文字単価に関するトラブルです。依頼内容と全く違う文字単価でスタートすることもあります。

https://twitter.com/yuuuki_seta/status/1182318687891517440?s=20
Twitter

クライアントの手違いということもありますが、もともと騙すつもりの悪質なクライアントも存在します。

報酬未払いと音信不通

このパターンが結構多いと思います。先ほどご紹介した私の体験とほぼ同じ内容です。

Twitter

ただ、この方の場合は「支払いが止まった」ということなので私よりも深刻なトラブルだと思います。

記事の受け取り拒否と報酬未払い

こちらは、受取拒否と報酬未払いです。WEBライターになんら落ち度がなければ「契約はなかったことにする」はかなり悪質な行為になります。

この方は、その他にも色々な経験をしているようです。

特に書き直しは時間的な大きな損害、依頼内容の確認を怠ってはいけません。

Twitter

WEBライターのトラブルで多いのは、「連絡が取れない」と「報酬未払い」です。WEBライターなら誰でも一度は、トラブルに遭遇すると思ってください。

あとは、トラブル遭遇の頻度を下げることです。

良いクライアントと悪質なクライアントを見極める知識があれば、リスクは軽減できます。


仕事受注前に確認必須!注意すべきクライアント7つの特徴

悪質なクライアントは、意外にも多いと言われています。

このような依頼主から自分を守る為には、依頼内容などを見た時に違和感を感じるようにならないといけません。

その為に必要なのは、悪質なクライアントの特徴を知ることです。

案件の報酬単価が高すぎる、または低すぎる

報酬単価に注目してください。異常に高すぎる報酬単価、そして低すぎる単価のどちらも危険です。

WEBライターの文字単価は0.2~5円が目安。

明らかに高い報酬単価は、詐欺の可能性があります。依頼内容をよく確認するようにしてください。

また報酬単価が高いのに、いつまでも提案者がいないというのは相当高度な仕事、もしくは怪しい案件である可能性大です。

依頼内容の確認と提案者の数で判断していきましょう。

※ランサーズでは各仕事の参考価格を掲載しています。

クラウドソーシングでの評価が低い

大手クラウドソーシングサイトには、評価制度が導入されています。例えば、ランサーズの場合、5点満点の評価で判断することが可能です。

この評価を下しているのは、WEBライターをはじめとしたサイト登録者(ランサー)、実際に取引した人たちの評価なので見極める材料としては適しています。

その他にも、ランサーのコメントや「ありがとう」の数などがあります。

認証(本人確認・電話確認)手続きがされていない

認証手続きがされていないクライアントも要注意です。

ランサーズの場合、本人確認からランサーズチェックまでを実施していれば、上記のように緑のチェックがつきます。

こういったチェックが入っていないクライアントとの仕事は慎重に検討してください。

全て認証してれば安全という訳でもありませんが、判断基準の一つにはなります。

また、

  • マイページの自己紹介文が空白のまま
  • 画像設定していない

など「この人は本当に活動しているのだろうか?」という雰囲気がある場合も気をつけておきましょう。

個人情報を執拗に聞いてくる

契約後だと情報の開示が必要になることもあります。もし、安全だと確信できたのなら個人情報の開示はOKです。

しかし、

契約前に個人情報を執拗に求めてくるクライアントは注意してください。

  • 個人のメールアドレス
  • 住所や電話番号
  • 各種サービスのID

を聞いてくる場合は、悪質なクライアントの可能性があります。

そもそもクラウドソーシングサイトでは、契約前の連絡や取引きは禁止されています。こういった状況になった時は取り引きには応じない方が得策です。

追加注文・要求が多い

  • 何度も修正依頼される
  • 次々と追加注文がくる
  • 依頼内容になかった要求が多い

単価が低いにも関わらず、こういった追加注文や要求をしてくるクライアントも要注意です。

検討する余地がある相談レベルなら問題ありません。

例えば、今抱えている仕事が終わりかけた時期に「〇〇の仕事をお願いしたいのですが・・・」という新たなお誘いなら逆にありがたいと思います。

しかし、次々と修正や追加注文が半強制的にくるのは困ります。

お金を払っているのだから、できるだけ仕事を増やそう」と、考えているクライアントには十分注意してください。

連絡の返信が遅い

WEBライターの連絡方法は、メール、chatwork、サイト内のメッセージなどで行われます。

したがって、連絡方法の特性上、ある程度のタイムラグは仕方ありませんが、あまりにも返信が遅い場合は要注意です。

  • 返信は〇週間以内
  • 大型連休時の対応は遅い

と予め宣言している、もしくは事前に遅れることを伝えてきたクライアントは問題ありません。

「遅い」と思う目安は個々で違いますが、 1週間以上連絡がない場合はちょっと悪質なクライアントかなと疑ってもいいかもしれませんね。

ちなみに私の場合は、サイト内のプロフィールにて連絡できない時間帯を明記しています。

ビジネスマナーを感じない

依頼内容の文章、やり取りするメッセージからビジネスマナーを感じない時は気をつけてください。

ただ、ここで言うビジネスマナーとは、

  • 誤字脱字
  • 言い回しが少しおかしい

という意味ではありません。明らかにビジネスとは考えれないような言葉を指しています。

いきなり「やっといてね」、「よろしく~」などという言葉を使う人は取り引きしない方がいいかもしれません。


今回は、WEBライターが注意すべき企業・依頼主・クライアントについて詳しくまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?

7つの特徴、絶対に忘れないでくださいね。

どんなに気をつけていても、悪質な企業や依頼主を完全に避けることはできません。

悪質なクライアントの特徴を知り回避する確率を上げる」、これに尽きます。

こういう話を聞くと怖くなるかもしれませんが、

ページ内でご紹介したTwitter投稿に「それ以上の良かったこともあるよ」と書かれていたことを覚えていますか?

WEBライターは魅力あるお仕事です。一日でも早く良いクライアントを見つけて安全なウェブライター道を歩んでください。

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