WEBライターってホントに稼げる?私が稼げる様になるまでの方法!
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WEBライターの泉貴幸です。インターネット上で『WEBライターは稼げない』という言葉をよく見かけます。
確かに稼げない時期はありました。しかし、現在は副業レベルまで進化を遂げているので『稼げない』という評価が正しいとは思いません。
そこで今回はQ&Aサイトでもよく見かける以下のような疑問についてお答えしていきたいと思います。
- WEBライターに定年ってあるの?年齢制限は?
- 稼げないという話をよく聞くけど・・・WEBライターって稼げる?
- WEBライターの仕事で月10万円以上稼げる?
実際、私の友人からも『どうやって稼いでいるの?』と聞かれることがあります。
ホントに稼げるの?という疑問解決の最後には、友人からの質問の答えとなる『私が稼げるようになるまでの方法』もご紹介しますので、是非最後までお読みいただければと思います。
未経験から「稼げるWEBライター 」 になれる?年齢は関係ない?
WEBライターになる上で心配なのは『稼げるのか?』です。せっかく文章を書いても稼げないのであれば仕事として成り立たちませんし将来に不安を感じてしまいます。
そこでWEBライターという職業に年齢等が関係するのかについて解説していきたいと思います。
WEBライターに定年はない!年齢、未経験など関係なく出来る仕事!
会社に就職してWEBサイト部門に配属されたWEBライターなら必ず定年が訪れます。
しかし、私も含めた一般的なWEBライターの場合、個人事業主として活動している人や主婦、そして副業の人がほとんどですから会社組織に配属されている訳ではありません。
つまり、プライベートな事情がない限りWEBライターは、
年齢や定年を気にすることなくずっと仕事ができる職業
ということです。もちろん、私もこういった定年や年齢制限のないところに大きな魅力を感じています。好きな仕事をずっと続けられるのは本当に嬉しいことです。
【未経験でも関係なく仕事が出来る!】
WEBライターを始めるのにライティング経験の有無はまったく関係ありません。
たとえWEBライターとしての経験が皆無だったとしてもWEBライターとしてデビューすることは可能です。
個人で活動していれば営業活動も自由ですし、仕事量も自由に決めることができます。
会社員と違って固定給ではありませんから、作業した分がそのまま収入に直結!ライティング案件の取り方次第で、
- 副業範囲のWEBライター
- 安定した収入を得る本業WEBライター
など色々なワークスタイルが実現します。会社員ではないWEBライターでも安定した収入を稼ぎ続けることは十分可能です。
稼げないWEBライターもいる?稼げる人との違いは何?
全てのWEBライターが稼げている訳ではありません。WEBライターを選ぶのはクライアントですから選定から外されてばかりの人も少なくありません。
実際のところ、稼げないWEBライターは数多くいます。
ですが、稼げる人と稼げない人には特徴があります。この違いを知り自分自身を磨いていけば『稼げるWEBライター』側に入ってくるはずです。
【ビジネスマナーの有無】
ビジネスマナーは稼げるか稼げないかを大きく左右させます。高いライティングスキルを身についていれば、最初のうちは仕事がどんどん依頼されると思います。ですが、
- 納期を守らない
- 連絡しない
- 作業マニュアルを守らない
- 言葉使いが悪い
という人の場合、その仕事が終わり次第打ち切りになる可能性大です。仮に人材不足で打ち切りにならなかったとしても将来的に人材が確保できれば仕事が無くなります。
会社に所属していないとはいえ、クライアントからもらっているのは『仕事』なのでビジネスマナーはライティング収入に大きな影響を及ぼします。
【自分の利益を優先するのはNG!】
何気なく取った行動が、結果的に自分の利益を優先しクライアントの利益を損ねていることがあります。
文字数稼ぎ
WEBライターの案件のほとんどは文字単価設定です。文字単価は1文字あたりで計算するので書けば書くほど収入が増えますが、だからといって無駄に文字数稼ぎしてはいけません。
また、文字数稼ぎは、絶対にバレますし、その時点でクライアントとの信頼関係は無くなると思ってください 。
稼げるWEBライターは目先の利益ばかり優先していません。
文字数稼ぎはWEBライターの中でも多く見られる行為の一つです。結果的に多いのと意図的に多くしているのはすぐにわかります。
困った時の対応
困った時はお互い様です。納期に間に合わない、誤字脱字があった、など仕事をしていればミスはありますが、多くのクライアントは丁寧に対応(修正依頼や指摘など)してくれるはずです。
ですから、納期短縮、至急案件など逆にクライアントが困っている時は快く力を貸してあげるようにしましょう。
稼げる人はパートナー(クライアント)の利益もしっかり考えています。
記事の品質
早く納品できれば収入は必然的に増えます。ですが、早く納品することばかり考え、コピペをしたり品質が低下するようであれば意味がありません。
品質が下がれば修正依頼が来るだけでなく、クライアントに大きな迷惑をかけることになります。
そもそも手が足りないから外注しているので、出来る限り手の加える必要のない高い品質の記事を納品するようにしてください。
【すぐ諦めてしまう】
すぐ諦めてしまう人は絶対に稼ぐことはできません。WEBライターは需要があり稼ぎやすいと言われていますが、皆さんそれなりに努力はしていると思います。
”継続は力なり”という言葉があるように、挫けず続けた先に成功は見えてきます。
WEBライターで稼ぐためにはどうすればいい?初心者でも10万円以上稼ぐ方法は?
WEBライターは年齢や経験に関係なく仕事ができますが、絶対に稼げるという保証はありません。先ほども申し上げた通り、稼げる人と稼げない人に分かれてしまうのが現実です。
ではどうやって稼げるライターになっていくのか?10万円以上稼ぐのか?をご説明していきたいと思います。
WEBライターで稼ぎやすい案件やタスクってある?稼げるジャンルは?
WEBライターで稼いでいく為には、まずはじめに稼ぎやすい案件を探さないといけません。稼ぎやすい案件は同時に書きやすい案件もしくは得意分野とも言えます。
参考までに、クラウドソーシング(ランサーズ、クラウドワークス、sinobiraiライティングなど)のWEBライティング案件には以下のようなジャンルがあります。
ライティングの主なジャンル一覧 |
美容 健康 恋愛 医療 旅行 グルメ 転職 ファッション ゲーム スポーツ 映画 介護 子育て エンタメ 金融 政治 経済など |
こういった案件の中から得意分野を選べば執筆しやすくなります。そして、案件を選ぶ時には、ハードルの高いプロジェクト案件(長期間継続する仕事)ではなく、一つ一つ作業して報酬が貰えるタスクから始めると良いでしょう。
タスクは10円~1,000円程度の金額が一般的です。プロジェクトのように数万円単位というボリュームこそありませんが、ライティング未経験者や初心者でも受注しやすく、数をこなすことで実績にも繋がります。
【ライティング実績は単価アップに繋がる】
たとえ報酬が安い案件だったとしてもコツコツ作業していけば確実に実績になっていきます。クライアントにとって採用合否の決め手となるのはビジネスマナーや経歴、そしてWEBライターとしての実績です。
この実績は、採用合否のみならず単価にも影響していくことを忘れてはいけません。単価アップしたいのならまず実績!と覚えておきましょう。
ただし、たとえ単価アップしたとしてもタスクのみでは高収入を期待することができません。月10万円以上の収入を得るためには、抑えておきたいポイントや注意点があります。
月10万円以上稼ぐ方法!稼げるWEBライターになるためのポイントと注意点!
ひたすらライティングをすれば10万円以上稼げるのか?と質問されたら、私は『無理です』と答えるでしょう。
「ひたすらライティング 」 は非常に大切です。ですが、それは次に紹介することも同時進行させるからこそ生きてくると思ってください。
【積極的に提案していく】
タスクで文章力を鍛え、実績が蓄積してきたら長期案件(プロジェクト)や大型案件への提案も視野にいれてください。
もちろん、最初からすぐ契約できるとは限りませんが、募集にエントリーしてテストライティングを繰り返していけば採用される可能性も必然的に高まります。
テストライティングは、本採用を決めるためのライティングなので本来の報酬額より少ない設定になるのが一般的です。
【例:本採用後の報酬は1記事2,000円、テストライティングは400円】
【ライティングできる範囲を広げる】
得意分野に磨きをかけると同時に色々なジャンルの記事を書けるようにしておきましょう。
日ごろから色々なジャンルが書けるように鍛えておけば、複数案件で合計10万円以上という稼ぎ方が可能になります。
【文字単価と納品本数の関係】
文字単価と納品本数の関係は、効率よく10万円以上稼ぐ為の重要なポイントです。
例えば、1記事が3000文字という案件を例にしましょう。下の表は文字単価の違いによる納品本数と収入を表したものです。
10本 | 20本 | 30本 | 40本 | |
1.0円/文字 | 30,000円 | 60,000円 | 90,000円 | 120,000円 |
1.5円/文字 | 45,000円 | 90,000円 | 135,000円 | 180,000円 |
2.0円/文字 | 60,000円 | 120,000円 | 180,000円 | 240,000円 |
そもそも月に何本納品できるのか?今の文字単価だと何本納品する必要があるのか?が見えれば10万円以上稼げるラインが分かりますよね。
すると、
- ライティングスピードを上げる
- 文字単価を上げる
などの対策もハッキリしてきます。ただし、文字単価アップをクライアントにお願いする時は≪稼げないWEBライターもいる?稼げる人との違いは何?≫で紹介した内容やスキルアップを忘れないでください。
≪稼げないWEBライターもいる?稼げる人との違いは何?≫ へ戻る
【交渉する】
文字単価、納期、作業内容に不明な点や修正してほしいところがあれば交渉するようにしましょう。
クライアントの要求に答えることは大切ですが、全てを受け入れた結果、稼げない様では意味がありません。
交渉を持ち掛ける時は、クライアントの立場を尊重しつつ、丁寧な交渉を心掛けてください。
【SEOを学ぶ】
プロジェクトや高額案件になるとSEOを意識した記事作成が多くなります。SEOを学ばないと10万円以上稼ぐことは難しいと思ってください。
また、SEOは一回学んだだけでは理解できません。検索アルゴリズムは日々進化を遂げているので継続的な情報収集や勉強が必要です。
これは私自身が最も気をつけている部分です。自宅でライティングしていると自分に甘くなる(時間にルーズ)ことがあります。
納期を守り品質が良ければ誰にも迷惑はかかりません。
しかし、あまりにもプライベートな時間が減っていくとモチベーションを維持できなくなることもあります。
時間をしっかり管理して、仕事とプライベートにメリハリをつけるようにしましょう。
稼げるWEBライターになるまで!私が実際に行った5つのステップ!
最後に私自身がWEBライターとして行ってきたことをご紹介していきたいと思います。
正直なところ順風満帆とは言えません。稼げるようになるまで、時間がかかったのは事実です。
稼げるライターまでの5つのステップ!
WEBライターになるまでは、個人的にブログを開設していました。そこからWEBライターへ進んだのですが、稼げるまでには大きく分けて5つのステップを踏んでいます。
- クラウドソーシングサイトへの登録
- タスク案件から執筆開始
- プロジェクト案件へ応募
- プロジェクト当選及びライティング開始
- 実績がない案件へのチャレンジと継続案件を並行
では、この5つステップを詳しく解説していきたいと思います。
私が選んだのは国内最大級のクラウドソーシングサイト『ランサーズ』です。サイトに登録したらさっそくどんな案件があるのかをチェック!サイト内を色々見て回りました。
多少タスクもしていましたが準備期間の為、本業メインの1年です。
ライティングは大きく分けてタスクとプロジェクトの2種類あります。まずは初心者ということもあり、比較的仕事がしやすいタスクからスタートです。
執筆したジャンルは以下の通り、得手不得手関係なくライティングしてきました。
恋愛、転職、介護、体験談、旅行、、車、キャッシング、クレジットカード、インテリア
最初のうちは非承認もありましたが、次第に承認率が上がり、少しずつですが収入を得られるようになりました。
ですが、タスクの単価は非常に低く1文字あたり0.1円や0.2円は当たり前、1記事あたりにすると以下のような金額です。
- 400文字で50円(文字単価 約0.1円)
- 500文字で100円(文字単価 0.2円)
- 800文字で100円(文字単価 約0.1円)
- 1000文字で200円(文字単価 0.2円)
執筆時間が限られていることもあり、月収は1万円以下がしばらく続きました。
副業WEBライターなので本業収入は別途あります。副業に費やせる時間は平日2~3時間(1日あたり)と土日祝です。
タスク作業でライティングスキルを磨き、実績も作れたのでプロジェクト案件へシフトすることを決めました。
タスク作業800件以上、承認率は99%です。
落選することも多々あるので、出来る限りたくさんの案件に応募しました。もちろん、スケジュール的に可能な範囲です。
各案件の単価はタスク時とは比較できないほど高く、1記事あたり600~2,000円です。
以下は実際当選したプロジェクト案件です。
ジャンル | 依頼内容 | 報酬 |
恋愛 | 1200文字以上×2記事 | 2,000円 |
美容 | 1000文字以上×5記事 | 3,000円 |
介護 | 2000文字以上×5記事 | 10,000円 |
※手数料や消費税が含まれていないので実際の報酬とは異なります
上記はプロジェクト契約後の1回あたりの発注内容です。こういった内容を月に何本するかによって月収が決まってきます。
現在は長期案件と並行して別プロジェクトやタスクも行っています。5年目から月収は少しずつ伸び、最近は毎月平均で10万円程度まで稼げるようになりました。
ライティング年数 | WEBライターとしての月収 |
5年目 | 40,000~60,000円 |
8年目(現在) | 80,000円~120,000円(平均100,000円) |
だいぶ安定した収入になったのですが、現在もスキル磨きは継続しています。インターネットの世界は日々変化しています。
その変化についていけるように勉強することは、結果的に今の収入の維持もしくは収入アップに繋がるからです。
さて、いかがだったでしょうか?最後に私の5つステップをご紹介しましたが、正直なところ私の場合は少々時間がかかり過ぎています。
WEBライター本業希望の人や早い人なら数ヶ月程度で5~10万円達成も可能です。
最初のうちは誰でも稼ぐ事ができません。ですが、コツコツスキルを磨き、実績を積んでいけば、いずれ稼げるWEBライターへの仲間入りは果たせると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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