WEBライターが稼ぐ為に必要な提案文の書き方!事例やポイントも紹介
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副業WEBライターの泉貴幸です。
ライティング案件を獲得する際に必要になってくる提案文、どんな内容にするべきかと悩む人も多いのではないでしょうか?
ここで失敗したら仕事が取れない・・・
確かにその通りだと思います。そこで今回は、以下のような悩みや疑問についてまとめてみました。
- WEBライターで稼ぐ為にはどのような提案文を作ればいいの?
- 当選しやすい提案文の書き方は?コツやポイントは?
- WEBライターになったけど、提案の仕方が分からない・・・
- 提案文は苦手だな・・・どうやって自分をアピールしたらいい?
私も同じように悩みます。書いては消し、書いては消しという時もありました。
当ページでは、提案文の書き方やコツ、そしてポイントをご紹介しています。
どんどん仕事が取れるWEBライターになる為にも、ご興味ある方はぜひご覧になってください。
提案文の具体的な書き方!6つの手順
提案文と聞くだけで肩に力が入っていませんか?
第一印象が勝負とはいえ、あまり深く考えないでください。
WEBライターの提案文は、6つ手順で進めていけば誰でも書けます。
何を書くのかさえ分かってしまえば、意外と簡単に書けることに気づくはずです。
1.はじめのあいさつ・自己紹介
提案文を作る時は、簡単なあいさつと自己紹介から書き始めます。
「拝啓 春爛漫の候、貴社ますますご清栄の~」という季語を入れる堅いあいさつ文は必要ありません。
メールなどで用いられる一般的なあいさつと同程度と考えてください。
書き始めは、次のような簡単なあいさつで大丈夫です。
はじめまして、〇〇と申します。
募集内容を拝見して興味を持ったので応募させていただきました。
次に自己紹介をします。ライター歴、経験した業種、募集内容に関連する趣味などがあればアピールしておきましょう。
私は以前、〇〇という仕事をしていました。
しばらく会社員として働いていましたが、「文章を書く仕事をしたい」という思いからからWEBライターに転身し、今年で〇〇年目となります。
WEBライターになってからは、趣味の〇〇と〇〇、そして仕事の経験をもとにした記事作成をメインに活動しています。
場合によっては、経歴を時系列で書いてもいいでしょう。
あなた自身を知ってもらう大切な部分なので、丁寧に作成してください。
・長文にしない
自己紹介文は、長文にならないようにしてください。アピールしたいことをコンパクトにまとめて読みやすい文章にすることが大切です。
・嘘は書かない
自分を高く評価してもらいたいという気持ちは理解できます。しかし、嘘は絶対に書いてはいけません。
2.提供できる価値のアピール
あいさつと自己紹介が済んだら、提供できる価値をアピールしておきましょう。
ここで言うアピールとは、クライアントとのやり取りや執筆する記事に関してです。
あなたと契約することにどんなメリットがあるのかを伝えてください。
・「〇〇の経験を活かせるので、より具体的な記事作成が可能です」
・「私自身の体験をもとに書けます」
・「何かご不明な点があればお気軽にご質問ください」
上の例文では、「どんなことができるのか?」、「丁寧な対応」を伝えています。
あいさつと自己紹介の後に、上記のような文章を入れ込みましょう。
必ずしも例文と同じ文章にする必要はありません。状況に応じて最適と思われる内容にしてください。
WEBライターの経験がなくても、テーマに関する知識や経験があるだけで採用されることもあります。
ライター経験がないことは正直に書き、知識や経験をしっかりアピールしてください。
3.実績・得意ジャンル・専門知識
実績、得意ジャンル、専門知識があれば積極的にアピールしてください。
特に、応募したお仕事に関係することは、あなたの価値を高める大切な要素になります。
提案文に記載する時は、文章もしくは箇条書きがオススメです。文章にする際は、実際の記事作成のように読みやすく分かりやすい内容にしましょう。
あなたの文章力は、提案文からも見られていると思ってください。
箇条書きにする際は、
・実績
〇〇に関する記事作成(Wordpress入稿)
〇〇に関する記事作成(Word納品)※〇年〇ヶ月
〇〇の記事を毎月〇本納品
・得意なジャンル
〇〇〇〇
〇〇〇〇
このように、出来るだけわかりやすくしておきましょう。
文章で実績をアピールしたい時は「以前、私は〇〇を〇〇本(もしくは〇〇〇文字作成していました」といった文章を挿入すると分かりやすく説明できます。
専門分野に関する講習受講、資格取得がある時は箇条書きなどを使って記載しておきましょう。
文章よりも簡単にアピールできます。
4.稼働時間・納期
どれくらいの時間をライティングに費やせるのか、そしていつまでに納品できるのを記載します。
稼働時間と納期は、文章より箇条書きの方が適しています。
例1)
・稼働時間
8:00~17:00(平日)
9:00~12:00(土)
※日曜、祝日はお休みしております。
※急なお仕事が発生した時はご相談して頂ければ対応できることもあります。
・納期
依頼書等を確認してから3日以内
※文字数が増えた場合にはご相談させてください。
例2)
・稼働時間
平日8時間(昼間)
土曜日:4時間(昼間)
日曜日、祝日はお休みしております。
・納期
依頼書等を確認してから3日以内
※文字数が増えた場合にはご相談させてください。
書く内容はそれぞれ異なるので、上記書き方を使用する時は、あなたに適した形にアレンジしてください。
納期を設定する際は、
- 修正に対応できる日数
- 他の案件との兼ね合い
- 本業との兼ね合い(副業WEBライターの場合)
を必ず考慮してください。間違っても仕事を取る為に無理な納期を設定は控えるようにしましょう。
納期に間に合わないというケースも少なくありません。
私のような副業WEBライターの場合は、仕事できない時間と休日を明確にしておきましょう。
5.連絡手段・連絡可能な時間帯
もし、依頼主より連絡手段の指定がある場合は、指定内容に従うことが原則です。
ただし、いくつかの手段を提示されていたり、独自の手段でお願いする時は別途記載するようにしましょう。
・連絡手段
メール
電話
スカイプ
chatwork
※上記以外の連絡手段についてはご相談ください。
・連絡可能時間
平日(8:00~17:00)
土日祝(9:00~15:00)
※場合により返信が多少遅れることがございます。
※連絡が取れない時は事前にお伝えします。
ポイントは、時間だけを伝えるのではなく、他の手段の提示や緊急時などの対応です。
また、副業の場合は、返信が遅れる旨、連絡が取れない時間帯も明記すると丁寧な提案文になります。
6.最後のあいさつ
必要なことを記載したら、最後はあいさつで締めくくりましょう。最初のあいさつと同様に堅苦しい文章にしなくてもOKです。
・~どうぞよろしくお願いいたします。
・~ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
あいさつの前には、取り組む姿勢や熱意を込めてください。
例えば、「真摯に取り組みます」、「丁寧に作成します」、「読者が有益に感じる文章を作ります」などです。
こういった文章をあいさつ文の前に入れて最終的なあいさつにすると、依頼者にあなたの気持ちが伝わりやすくなります。
【案件獲得】現役WEBライター提案文の事例を紹介
実際の提案文を見てみましょう。
ご紹介するのは、WEBライターになって間もない頃に作成した私の提案文です。
例)プロジェクト案件への提案文
あまり実績がなかった時期なので、箇条書きではなく文章が中心になっています。
その際、大切にしたのは熱意や意気込みです。
熱意だけで仕事が取れるほど甘い世界ではありませんが、実績が少ない分、「どうしても仕事がしたい!」という気持ちを文章に込めました。
また、私の場合は、副業WEBライターなので稼働時間と連絡可能時間を慎重に設定しました。
ライティング時間が限られているからこそ、ちゃんと伝える必要があると考えたからです。
ちなみに、私が利用しているクラウドソーシングサイト「ランサーズ」には、提案時にテンプレートを使用することができます。
私の提案文は、テンプレートを使用したものです。
テンプレートは保存できるので、クラウドソーシングサイトで仕事を獲得する時はぜひ活用してください。
依頼主は、提案文を通じてあなたを知りたいと思っています。
テンプレートを使用する時は、あらかじめ用意されている文章だけに頼らず、自分の言葉を入れるようにしましょう。。
案件を獲得する提案文のポイント
せっかく獲得したい案件が見つかったとしても、当選しなければ意味がありません。
そこで最後に、案件を獲得する提案文のポイントをお伝えしておきましょう。
案件の内容をしっかり理解しておく
誰よりも早く提案して獲得したいという気持ちは理解できます。
しかし、内容を確認せずに提案するという方法はオススメできません。
募集要項に書かれている目的や、テーマなどは必ず確認しておくようにしてください。
特に目的は大切、しっかり把握しておきましょう。
提案文に「目的達成に対する意気込み」が書かれていれば「この人は案件内容を分かっている」と評価されます。
以下は案件の中で最低限理解すべき内容です。
募集要項の主な内容 | 説明 |
---|---|
目的 | サイトや記事の目的が分からないと的を射た文章を書く事はできません。必ず確認すべきポイントです。 |
テーマ | テーマに合った文章を書かないと最悪の場合、非承認となってしまいます。報酬額だけを見て提案することはNGです。提案する前に調べておきましょう。 |
納期 | 納期が指定されているかを確認し、間に合うかどうかを事前に検討してください。仕事が始まってから「間に合いません」は依頼主に失礼です。 |
納品方法 | 納品形式の指定があるかどうかもチェックしておきましょう。対応できない場合は、事前にアプリをインストールするか、他の方法を提案しないといけません。 |
その他の注意事項 | 文章形式、連絡時間、連絡方法も理解しておかないといけません。 その他、理解すべきものがないか案件の隅々までしっかり熟読しましょう。 |
確認なしの提案は「この人は募集要項を読んでないな」とすぐにバレます。
上記内容は、提案する前に必ず確認し、分からないことがあれば質問しておきましょう。
上記全てを理解した上で、「自分が提供できる価値」をアピールしてください。
もっと分かりやすく言えば「私と契約するとお得ですよ」を丁寧に伝えるということです。
ほとんどのクライアントは「ご不明な点があれば気軽にお問合せください」と記載しています。
分からないことがある時は、提案する前に必ず確認するようにしましょう。
分かりやすく読みやすく
提案文だからといって適当に作成してはいけません。
提案文からも、あなたの文章力を垣間見ることができます。
提案文を作る時は、分かりやすく読みやすくを基本として、極力長文は避けるようににしてください。
依頼主(クライアント)は、たくさんの提案に目を通しています。
多忙な依頼主が、
- 読みやすい
- すぐ理解できる
- 魅力を感じる
と感じる文章が最適です。
そもそも、依頼主は提案文や過去の実績からWEBライターを選びます。
あなたを売り込む履歴書だと思って慎重に作成してください。
自信のない表現はしない
自信のない表現は依頼主に不安を与えるだけです。
以下のような一見、丁寧に思える表現に注意してください。
- 期待に応えられるか分かりませんが~
- 初めてで自信はないのですが~
- 不安もありますが~
- ご迷惑お掛けするかもしれませんが~
クライアントの多くは即戦力を探しています。
したがって、作成意欲や自信がない人へ発注することはまずありません。
報酬という形でお金を支払うので当たり前ですよね。
4つ目の「ご迷惑お掛けするかもしれませんが~」は、私がついつい使ってしまう表現です。
以前、提案時に使ったことがあります。依頼主側に立って考えると、やはり不安になると思います。
実績は提案文の武器になる
実績は最大の武器です。どんな文章を作っても、目の前にある実績には敵いません。
実績を見れば、
- 文章力、情報収集力、ライティング力
- 専門知識
- 仕事に対する姿勢
- 知識や技術
- SEOの知識
全てが確認できます。WEBライターとしての能力確認と同時に不安も払拭してくれます。
今現在、提案したいという仕事がある場合は仕方ありません。しかし、提案までに時間があるようでしたら、実績作りをコツコツ進めていきましょう。
案件によっては、「実績の提示」ができないWEBライターの応募は拒否されます。できるだけたくさんの実績を積んだ方が断然有利です。
実績なしで提案する際は、「やる気」や「熱意」、そして経験したことを記載するようにしましょう。
また、実績を公にする際は、著作権に気をつけてください。著作権を譲渡したものの紹介については、細心の注意を払いましょう。
誤字脱字のチェック
日常的に誤字脱字がある人なんだなと思われないようにしましょう。
依頼主があなたの文章力を直接確認する方法は3つしかありません。
- 提案文
- 実績記事
- テストライティング
提案文は、仕事がもらえるかもらえないかを決める大切な文章の一つです。
お仕事の前段階となる提案文では、誤字脱字がないように細心の注意を払うようにしましょう。
今回は、「WEBライターが稼ぐ為に必要な提案文の書き方・事例・ポイントまとめ」と題して詳しくまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
提案文は、型さえ覚えてしまえば作成するのは意外と簡単です。
あとは、どんな内容にするのかに集中してください。
1つの案件にたくさんのWEBライターが提案してきますので、毎回提案が通るとは限りません。
しかし、魅力的な提案文が作れれば当選する確率はあがります。
どんどん魅力的な提案文を作って、一日でも早く稼げるWEBライターになりましょう。
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