【フリーランスとは?】初心者にも分かりやすく解説!

【フリーランスとは?】初心者にも分かりやすく解説!

こんにちは、WEBライターのtomomiです。

最近では 、『フリーランス』という言葉を聞いたことがないという人はあまりいないかもしれません。しかし、具体的にどういうことを指すのかと言われたら、はっきりとは答えられないという人も多いのではないでしょうか。

  • フリーランスってどういう意味?
  • 個人事業主をフリーランスって言うのかな・・・?
  • フリーランスの仕事って?
  • 会社員よりフリーランスの方がいい?

実は私も最近まで『 フリーランス =自由に働いている人 』くらいのイメージしかありませんでした。そんな私も、現在はフリーランスでWEBライターとして活動しています。

今回は 『フリーランス』 について、意味や他の働き方との違い、具体的な仕事内容など詳しく解説していきたいと思います。

1.フリーランスの定義

まず初めに、フリーランスとはどういう人のことを言うのか?言葉の意味や他の働き方との違いについてご説明します。

フリーランスとは?

フリーランス( freelance )とは、 『 free (自由) 』 と 『 lance (槍) 』を合わせた言葉です。

企業や団体に所属せず、個人で仕事を請け負う活動・契約形態のこと、またそのような形で仕事をする人のことを意味します。

語源は、中世ヨーロッパ時代、傭兵団に属さず戦争のたびに契約を交わして戦地に向かう人々の事を、フリーランサー( freelancer )と呼んだことから 、企業に属さずに働く人達のことをフリーランス、フリーランサーと呼ぶようになったとされています。

フリーランスと個人事業主との違い

個人事業主とは、株式会社などの法人を設立せず個人で事業を行っている人のことを指します。 税務署に開業届けを提出した人は個人事業主になります。

一方フリーランスは、企業や団体に所属せず個人で仕事を請け負う働き方を指します。

つまり、フリーランスでも法人を設立していなければ個人事業主になるわけです。

個人事業主 ➡ 開業届けを提出した人(所得区分)

フリーランス➡ 契約形態(働き方を指す)

フリーランスとフリーターとの違い

フリーターとは『 フリーランス・アルバイター 』の略称で、フリーアルバイターとも言われ、 正社員・正職員以外(非正規雇用)の雇用形態で働く人のことを意味します。

フリーランスが雇用されずに働くのに対し、フリーターは正規雇用ではありませんが、パートやアルバイト・契約社員 (非正規雇用) といった雇用契約を結んで働きます

フリーター ➡ 雇用契約を結んで働く  フリーランス➡ 雇用されずに働く  

フリーランスとノマドワーカーとの違い

ノマドワーカーとは、パソコン・スマホ・タブレット端末などを使って、Wi-Fi環境のある場所で、 特定のオフィス以外の場所で仕事をする人を指します。

ノマド(nomad)は、英語で『遊牧民』を意味する言葉。 遊牧民とは、牧畜を生業とし、家畜を連れながら移動生活を続ける人々です。

フリーランスは個人で仕事を請け負う働き方(契約形態 )を指すのに対し、 ノマドワーカーとは、遊牧民のように移動しながら仕事をする人、仕事のやり方(ワークスタイル)を指す言葉です。

ノマドワーカー➡ワークスタイル  フリーランス➡契約形態   

2.フリーランスの仕事内容

フリーランスの仕事と言っても職種や仕事内容はさまざまですが、主にどのような職種の人が多いのでしょうか?

フリーランスの職種と仕事内容

フリーランスの主な職種や仕事内容などについてご紹介します。

職種仕事内容
デザイン系 ・ WEBデザイナー
ホームページの作成や WEBサイトやのデザインを行う仕事

・イラストレーター
雑誌や書籍、記事の挿し絵などのイラストを作成する仕事

・ロゴデザイナー
企業のパンフレットやWEBサイトなどで使うロゴを作成する仕事

・3Dデザイナー
ゲームやアプリ、映画やアニメなど 3Dのコンピューターグラフィックスをデザイン・作成する仕事

・グラフィックデザイナー
ポスターやチラシ、看板などのデザインを行う仕事
IT・エンジニア系・プログラマー
プログラム言語を用いてシステムやソフトウェアを作成する仕事

・ ITコンサルタント
経営や業務の改善に向けて、システムや技術を提供し目標の達成に導く仕事

・ ゲームエンジニア
スマホアプリなどのゲームを開発する仕事

アプリケーションエンジニア
スマホアプリやWEBアプリなど、アプリケーションの設計を行う仕事

・インフラエンジニア
サーバーやネットワークの設計構築、運用や保守管理を行う仕事
ライター系・WEBライター
WEBサイトに掲載する文章を作成する仕事

・編集者
雑誌や書籍、WEBサイトなどの企画、編集、校正などをする仕事

・コピーライター
商品のキャッチコピーやネーミングなど、商品の宣伝となる文章を作成する仕事

・シナリオライター
映画やテレビドラマなどのシナリオを作成する仕事

・ルポライター
取材した内容をまとめ記事を作成する仕事
サービス・販売系 ・ECサイトの運営
商品をインターネット上で販売する仕事

・アフィリエイター
商品やサービスをブログやサイトなどで紹介し、その売り上げに応じて報酬を得る仕事

・小売店のオーナー
コンビニ店チェーンのオーナー、または自分の店を経営する
エンタメ系・カメラマン
あらゆることに使用する写真を撮影し納品する仕事

・芸能人
事務所に所属せずに働く、モデル・俳優・芸人・声優など

・プロゲーマー
ゲームの腕前で賞金を稼ぐ

・動画クリエイター
CMやプロモーションビデオなどの作成 をする仕事

・Youtuber
独自で制作した動画をYouTubeにアップし、広告収入を得る仕事

フリーランスで働く人の職種は、ご紹介した以外にもさまざまな職種があります。

3.フリーランスで仕事を受注する方法

フリーランスで働くとなると、収入を得るためには自分で仕事を受注しなくてはなりません。フリーランスで仕事を得るためには、どのような方法があるのでしょうか。

クラウドソーシングを利用する

最も手軽に仕事を受注できる可能性が高いのが、クラウドソーシングを利用するという方法です。

クラウドソーシングでの仕事の種類は多種多様。自分の技術やスキル、得意分野を活かせる仕事があれば、ネット上で簡単に仕事を受注することができます

クラウドワークス

求人サイトを利用する

WEB上には、フリーランスに特化した求人サイトもあります。求人サイトに登録し、企業からの案件を紹介してもらうことで仕事を得る方法もあります。

求人サイトの運営会社が仲介してくれ、仕事を受注できるようにサポートしてくれるため、自分で営業をする必要もありせん。

ただ、専門的な技術や即戦力を求められることが多いため、未経験の人にはハードルが高く、実績やスキルがなければ仕事を受注するのは難しい面もあります

レバテック

ブログを開設する

ブログを開設して自分の能力をアピールし、ある程度アクセス数が上がれば、ブログを閲覧した人から仕事を受注できる場合もあります

ブログを見て、自分のアピールした能力を求めている人や、 同じ職種の人などから仕事を紹介してもらえる可能性もあります。

直接営業する

企業や店舗に直接営業をする、また知り合いなどを通じて直接仕事を受注するという方法もあります。

親族や知り合いなどの紹介で仕事を得ることができればまだいいですが、直接企業などに営業をかけて仕事をもらうとなるとハードルが高くなります。

この方法は、実績や専門的な技術がない人には難しい方法と言えるでしょう。

4.フリーランスのメリット・デメリット

フリーランスで働くことには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

フリーランスのメリット

  • 働く場所や時間が自由
  • 自分で仕事を選ぶことができる
  • 収入増加が見込める
  • 人間関係のストレスが減る

働く場所や時間が自由

フリーランスはどこで仕事をしようが、いつ仕事をしようが自由です。

会社員のように毎日会社に通勤し、決められた就業時間内は必ず業務をこなさなければならないといったことがありません。

満員電車で通勤する必要もなく、自宅やカフェなどでも仕事をすることができるのです。

好きな場所で、自分の都合の良い時間に効率良く稼ぐという働き方が可能です。

自分で仕事を選ぶことができる

会社員として勤めていると、当然のことながら与えられた仕事を確実にこなしていく必要があり、やりたくない仕事でもやらなければいけないという状況も少なくありません

しかしフリーランスなら、自分のやりたい仕事だけを選んで働くことが可能。興味のあることや 得意なことを活かして働くことができます。

収入増加が見込める

雇用契約を結んで働く場合、基本的に収入は固定されています。そのため、どれだけ一生懸命働いて成果を上げたとしても、収入は変わらない場合がほとんどです。

しかしフリーランスの場合、頑張って働けば働くだけ、それに見合った収入がしっかりと自分の手元に入ってきます

特に専門的な技術を持った人なら、会社員として働くよりも、直接自分で仕事を請けることで収入の増加が期待できます。

人間関係のストレスが減る

会社などの組織に属していると、誰もが抱えるのが人間関係のストレス。ストレスが原因で体調を崩し、休職や退職に追い込まれる人も年々増加しています。

自宅などでも働くことができるフリーランスは、無理に多くの人と関わる必要はありません。

フリーランスはストレスがないという訳ではありませんが、少なくとも組織に属した会社員よりは、ストレスを感じることが少ないのではないでしょうか。

フリーランスのデメリット

  • 仕事・収入が安定しない
  • 社会的信用が低い
  • すべてのことを1人で管理

仕事・収入が安定しない

フリーランスで働くことによる最大のデメリットと言えば、仕事や収入が安定しない事です。

会社に行って業務をこなしていれば給料がもらえる会社員とは違い、 フリーランスは『 仕事を受注できない=収入がない 』ということに直結します。

雇用契約を結んでいない以上、収入を安定させるためには、定期的・継続的に仕事を受注することが必要

仕事や収入が安定しないことは、将来性への不安にもつながります。

社会的信用が低い

フリーランスは、会社員などと違って収入が安定しないため、社会的信用も低くなりがちです。

  • 住宅ローンの審査が通りづらい
  • 住宅ローンの金利が高くなる
  • クレジットカードの審査が通りづらい
  • 銀行から融資を受けるのが難しい

フリーランスにはこのようなデメリットもあります。

社会的信用を高くするためには、安定した収入があることを証明する必要があります。

すべてのことを1人で管理

フリーランスは、以下のようなことすべてを自分で管理していく必要があります

仕事獲得のための営業 仕事を得るためには、できる仕事を探し、営業から契約までのすべてを自分でする必要があります。
スケジュール管理受注した仕事を確実にこなすためには、どの仕事をいつまでに納品しなければいけないか?どれくらいの時間が必要か?など、自分でしっかりとスケジュール管理をすることが大切です。
事務作業会社員であれば事務員がやってくれるような業務も、すべて自分で処理する必要があります。
税金関係フリーランスになると自分で確定申告をやらなくてはいけません。収入や経費などをきちんと把握しておく必要があります。

自由に働くことができる分、自分で管理しなくてはならないこともたくさんあります。こういった点は、フリーランスのデメリットのひとつとも言えます。


最近では、 今までの経験で培った技術を活かしてフリーランスとして独立する人、また自分の得意なことを活かしてフリーランスとして働く人が増えてきています。

WEBライターも、フリーランスとして働きやすい職種のひとつ。クラウドソーシングなどを利用すれば、比較的簡単に仕事を受注することもできます。

最初は副業から始めて、稼げるようになってからフリーランスとして活動するのもいいかもしれませんね。

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