【タスクとは何?】初心者でも理解!知っておきたいビジネス用語
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こんにちは、WEBライターのtomomiです。
なんとなく聞くことが多い『タスク』という言葉、パソコンの『タスクバー』と言うと、「 画面の下にあるもの」と分かる人もいるかもしれません。
しかし、そもそも『タスク』という言葉にはどのような意味があるのでしょうか?
- タスクってどういう意味?
- タスクってビジネス用語なの?
- クラウドソーシングのタスク形式って何?
今回は、多くの場面で使われることの多い『タスク』について、言葉の意味や関連用語、またクラウドソーシングのタスク形式についても、分かりやすく解説していきます。
1.タスクとは?
タスク(task)とは、『課せられた仕事・課題』または、『 コンピューターで処理される作業の最小単位(アプリケーションソフトが行っている作業) 』を意味する言葉です。
『タスク』は使う場面によって少し意味が異なってきます。
では、それぞれのシーンにおける 『タスク』の意味や、同じような意味として使われることの多い言葉との違いについて見ていきましょう。
ビジネス用語でのタスクとは?
ビジネスシーンにおける『タスク』とは、『課せられた仕事・課題』を指します。
一般的には、自分がやるべき業務や作業を意味しており、その中でも最小単位のものを指す場合が多いです。
ビジネスシーンで使う際のタスクには、『タスク管理』『マルチタスク』などの関連用語があります。
コンピューター用語でのタスクとは?
コンピューター用語として使われる場合の『 タスク 』とは、 『 コンピューターで処理される作業の最小単位(アプリケーションソフトが行っている作業) 』 を指します。
『タスクバー』や『タスクマネージャー』といった関連用語なら、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
タスクの関連用語については、次項で詳しくご紹介します。
タスクとプロジェクトとの違い
タスクは、個人が一定の期間にやるべき業務や作業を指すのに対し、プロジェクトは、会社として目標を達成するために組織されたチームや計画内容のことを意味します。
プロジェクト達成のためには、プロジェクトに参加している人がそれぞれのタスクをこなす必要があります。つまり、プロジェクトの中にタスクが含まれるということです。
プロジェクトに参加するメンバーを『 プロジェクトメンバー 』と言います。
プロジェクト➡大きな計画 タスク➡個人のやるべき業務
タスクとスケジュールとの違い
スケジュールとは、あらかじめ具体的に立てられた予定や日程・計画のことを意味します。
スケジュールが事前に決定している計画であるのに対し、タスクは予定や計画は事前に決定していないという点がタスクとスケジュールの大きな違いです。
スケジュール➡日時が設定されている タスク➡日時が設定されていない
2.タスクの類語と関連用語
タスクには、似たような意味を持つ類語や関連用語が数多くあります。
聞いたことがある言葉も多いと思いますが、意味について詳しくは分からないという人も多いのではないでしょうか?
タスクの類語と関連用語について、それぞれの意味も含めてご紹介します。
タスクの類語
タスクの類語 | 意味 |
To Do | 『 やるべきこと 』 やるべきことをリストにまとめたものを「To Doリスト」と言います。 タスクより細かい作業を指す場合が多い。 |
課題 | 『与えられる題目や主題』『 解決すべき問題・果たすべき仕事 』 会社やプロジェクトといった大きい単位で解決すべき問題を指す。 |
任務 | 『責任を持って果たすべきつとめ』 大きな目標に対して与えられた役目を指す。 |
職務 | 『その人が担当している仕事』 会社の社員として個々に与えられた仕事、 担当している仕事を指す。 |
業務 | 『 職業や事業などに関して継続して行う仕事 』 |
タスクの関連用語
ビジネスシーンで使われるタスクの関連用語
タスクの関連用語 | 意味 |
タスク管理 | やるべき仕事を把握し、どのように作業を進めていくかを優先順位を付けて決める手法のこと。 |
マルチタスク | 複数の業務を同時にこなすこと、または平行して業務を実行していくこと。 |
シングルタスク | マルチタスクとは反対に一つずつタスクを処理すること。 |
タスクフォース | 特定の課題を達成するために、一時的に設置されるチームのこと。 緊急性の高い課題である場合に使われることが多い。 |
タスクチーム | 問題解決や特別任務などのために組織されるチームのこと。 |
コンピューター用語として使われるタスクの関連用語
タスクの関連用語 | 意味 |
タスクバー | パソコンの画面の下に表示されている帯状のもの。 「スタートボタン」 や 「起動中のアプリ」 などが表示されています。 |
タスクマネージャー | 起動中のアプリやプログラムを管理する機能のこと。使用量を確認したりアプリを強制終了することも可能。 |
タスクスケジューラー | Windowsに標準搭載されているアプリケーション、決められた時間または一定間隔でプログラムを実行する機能のこと。 |
マルチタスク | 一台のコンピューターで、複数の処理を同時に実行する方法、 または一度に複数の処理を実行できるシステムのこと。 |
シングルタスク | 一台のコンピューターで、 一度に一つの処理しか実行できないこと、または一度に一つのアプリケーションソフトしか実行できないシステムのこと。 |
3.タスクの例文
『タスク』はビジネス用語、コンピューター上など、ざまざまな場面で使われる言葉です。
具体的にどのように使われているのか?それぞれの場面での『タスク』が使われている例文を見てみましょう。
ビジネスシーンでの例文
ビジネスシーンでは『タスク』という言葉がどのように使われているのでしょうか?いくつかの例文をご紹介します。
- 例文1.プロジェクトを成功させるには多くのタスクをこなす必要がある
- 例文2.仕事を効率良くこなすためにはタスク管理が重要
- 例文3. タスクフォースを結成し新規事業に取り組む
コンピューター上での例文
続いては、コンピューター上で使われる際の例文をご紹介します。
- 例文1.よく使うアプリをタスクバーに追加する
- 例文2.タスクマネージャーを確認すればパソコンが重い原因が分かる
- 例文3. Windowsにはタスクスケジューラーが搭載されている
- 例文4. タスクを切ってアプリを強制終了させる
4.パソコン上のタスクの使い方
タスクの言葉の意味、使い方についてはだいたい理解して頂けたかと思います。続いては、 タスクに関連するパソコン上での便利な使い方についてご紹介します。
タスクの表示と切り替え方法
パソコン( Windows )では、タスク(現在起動中のアプリケーション)の一覧を表示させ、タスクを切り替えるといった操作ができます。作業効率が上がる便利な機能なので、この機会に覚えておきましょう。
起動しているアプリやウィンドウを表示し切り替えることができるショートカットキー が [Alt]+[Tab] です。

[Alt]+[Tab]を押すと、現在起動しているアプリやフォルダのウィンドウの一覧が表示され、[Alt]を押したまま[Tab]を押していくと選択されるアプリやウィンドウが切り替わります。
表示したいところが選択された状態で[Alt]を離すと、その選択されていたアプリやウィンドウが表示されるようになっています。
- [Alt]+[Tab]で一覧表示
- [Alt]を押したまま[Tab]を押して選択
- 選択された状態で[Alt]を離す
- 選択されていたアプリやウィンドウが表示される
パソコンで仕事をする際は、たくさんのアプリやフォルダなどを同時に開きながら作業することも多くあります。たくさん開いているとウィンドウの向こうに埋もれてしまうといったこともしばしば。
このタスク切り替えのショートカットキーを使えば、簡単に画面を表示し切り替えることができます。
タスクマネージャーの起動方法
パソコンの動作が重い、フリーズしたといった場合に利用したいのがタスクマネージャー。タスクマネージャーは実行中のタスク(アプリや機能)の詳細を知ることができます。
ショートカットキーでの起動方法
タスクマネージャーを表示させるショートカットキーは [Ctrl]+[Shift]+[Delete]です。

[Ctrl]+[Shift]+[Delete]を押して、タスクマネージャーの起動を選択。

現在起動中のアプリケーションが表示され、CPUやメモリの使用率などの詳細を確認することができます。
コンピューターを構成する代表的なデバイス 。パソコンで行われるほぼすべての作業において、データーを受け取り処理を実行する重要な装置です。
CPUについては、こちらの関連ページを参考にして下さい。
タスクバーからの起動方法
タスクマネージャーは、ショートカットキーからだけでなくタスクバーからも起動することができます。

タスクバーの上で右クリックし、 タスクマネージャーの起動を選択で簡単に起動させることができます。
タスクの終了の仕方
実行中のタスク(アプリや機能)を終了したい場合は、先ほどのタスクマネージャーを起動させます。

終了させたいものを選択し「タスクの終了」をクリックすれば強制的に終了させることができます。
5.クラウドソーシング上でのタスクとは?
ここまで、ビジネス用語・コンピューター用語での『タスク』について解説してきましたが、『タスク』はクラウドソーシング上で利用されている言葉でもあります。
WEBライターの仕事を受注するために利用する人も多いクラウドソーシング。クラウドソーシング上での『タスク』についても、しっかり理解しておきましょう。
タスク方式(タスク案件)とは?
クラウドソーシング上での『 タスク 』とは、仕事の形式を指し『タスク方式』『タスク案件』と言われています。
タスク方式(タスク案件)とは、『単発の仕事 ・単純作業』といった意味で使われており、作業画面上で完結できる仕事、契約のやり取りを行なわない仕事の形式になっています。

比較的すぐに取り組む事ができる簡単な内容の仕事が多く、短時間で完了できるような仕事が募集されていることが多いのが、タスク形式の仕事の特徴です。
一般的に、タスク形式での仕事の流れは以下のようになっています。

タスク方式の仕事の種類
タスク方式の仕事には、どのような仕事が募集されているのでしょうか?続いて、タスク方式で受注できる仕事の種類をご紹介します。
タスク方式の主な仕事の種類 |
アンケート・簡単な調査、分析・データ収集、作成、入力・リスト作成・体験談・口コミ・レビュー・文字数の少ないライティング など |
スキルのない初心者でもできるような内容の仕事が多いですが、単純な作業である分、報酬は低めの場合が多いです。
大手クラウドソーシングサイトとして知られる「 ランサーズ 」と「 クラウドワークス 」で、実際に募集されているタスク案件を見てみましょう。


タスク案件には、作業時間があまりかからない、簡単な内容の仕事が多いのが分かります。
報酬は低めですが、クラウドソーシング初心者にはタスクは取り組みやすい仕事形式です。
今回は色々な場面で使われることの多い、『 タスク 』について解説してきました。
基本的に、ビジネス用語として使われることが多い 『 タスク 』 、WEBライターにとってもタスク管理を行うことは重要です。
やるべき仕事を把握し、優先順位をつけて効率良く仕事をこなしていくことが大切です。
また、クラウドソーシングでのタスクは、初心者WEBライターには積極的に取り組んでいきたい仕事です。WEBライターとしての実績を上げるためにも、初めはタスク形式の仕事からどんどんこなしていきましょう。
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